【19-E-3】 paizaのオンラインジャッジを支えるDockerとその周辺

コーディング転職サービスpaiza.jpでは、プログラムの問題を解いて提出することで、S,A, B, Cといったランクを得て転職したりプログラムの学習をすることができます。ここでは、提出されたプログラムが正しいかを判定するため、サーバ上でコードを実行して判定を行うオンラインジャッジシステムが必要になります。さらに、オンラインジャッジシステムを用いて、より簡単にプログラムに取り組めるためのオンラインコーディング環境paiza.IOも提供しています。
オンラインジャッジシステムはDockerを用いており、実際にpaizaではどのようにDockerを用いて構築・運用を行なっているか紹介します。

吉岡 恒夫〔ギノ〕

ギノ株式会社
paiza事業部 チーフ・フェロー

F-Secure Corporationの日本オフィスにて開発したLinux向けアンチウイルスプロキシ製品が元で、フィンランド本社の開発部に転籍。5年間フィンランドにてLinux, Mac向け製品の開発を行う。また個人でiPhoneアプリの開発を行い、数カ国で一時AppStore総合ランク一位になる。次のステップを探す中でTopCoder等に興味を持ち、paizaの問題を解いたことがきっかけで2014年4月にギノにジョイン。現在はコーディング転職サービスpaiza.jpのジャッジシステム、それをベースにしたオンラインコード実行環境paiza.IOの開発行う。
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