今、ソフトウェアエンジニアの人手不足が叫ばれているように、テクノロジーが必要とされる領域は急速に拡大しています。
製造、交通、流通、サービス、あらゆる地域とビジネスでテクノロジーとの融合の動きが起こっています。
ソフトウェアとハードウェアの領域の境界も、また曖昧になりつつあります。Webサービス的な発想とソフトウェアありきの開発がモノ作りにも影響を与えています。逆に、高度化するソフトウェアの諸問題に対して、ソフトウェアエンジニアの側からハードウェアに接近する動きも始まっています。
一方で、ソフトウェア工学や開発プロセスにおける知見が、非エンジニアの世界にも影響を与えつつあります。コミュニティ文化が、あらゆる職種でコミュニケーションやキャリアのあり方を変えつつあります。UXデザインの方法論やDevOpsはビジネスの枠組みを変えようとしています。思うに、今ソフトウェア開発の世界と、現実世界が急速に融合しつつあるのではないでしょうか。知識創発社会のさきがけとして、ソフトウェアエンジニアが開拓してきた知のフロンティアを、今あらゆる領域の人々が必要としています。
同時に、現実に呼応して高度化・複雑化を続けるシステムに対応するため、エンジニアの方々が集合知を磨き、仲間を見つけ、自分自身をアップデートできる場所を提供したいと考えました。
そこでデブサミ2016は「Hack the Real」をメインテーマとして掲げ、知的産業をリードするソフトウェアエンジニアが、ご自身の技術、現場、キャリアから始まり、「現実」との融合が進み複雑化を続けるテクノロジーをどのように攻略していくかを探っていきたいと思います。
デブサミ2016へ
皆様のご来場を心からお待ちしております。
会期 | 2016年2月18日(木)10:00~18:55 2016年2月19日(金)10:00~18:25 受付開始/9:30※2日間とも |
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会場 | 目黒雅叙園(東京)※アクセスマップ 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 |
主催 | 翔泳社 |
参加者数 | 2000~2500名 |
参加費 | 無料 (事前登録制) |
注意事項 | ※座席は先着順となります。 ※当日は混雑が予測されますので座席は詰めてご利用ください。また、立ち見となる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。 ※再入場、途中の入退場が可能でございます。 ※本サイトはJavaScriptを使用しております。エラーメッセージが表示された場合は、ブラウザのJavaScriptをオンにしていただくか、Adobe Flash Playerの最新バージョンをインストールする必要があります。 ※本サイトは、Google Chrome最新版の利用をお勧めいたします。 |
一般社団法人T.M.C.N理事長 (Tokyo MotionControl Network事務局)
IoTの世界が到来して、センサーやデバイスによりソフトウェアで記述できる領域が圧倒的に広がってきています。ぜひみなさんのスキルを使って楽しい世の中を実現しましょう!
日本ユニシス株式会社で、Microsoft .NET技術によるシステム開発の標準化推進部署に所属しています。Microsoft MVP for .NETを受賞しました。
アジャイルソフトウェア開発をソフトウェア開発にとどめずに、インフラ・運用チームや経営層などとともに不確実な世界を探索し適応していくのも"Hack the Real"でしょう。MakerムーブメントやIoTの流行を受けて、ハードウェアも合わせて新しい体験を生み出していくのも"Hack the Real"でしょう。わたしたちのリアルを、わたしたちの手でハックしていきましょう。
精密機器メーカーでの新規事業開発でAPI・インフラ・システムアーキテクチャの設計・開発・テストをひと通り経験後、DeNAのテストエンジニアリングをリードしています。
モダンな開発ツールや開発プロセスはある程度一回りし、多くのチーム・組織が自分たちのやり方を確立して自分たちの大事にしたいことにフォーカスしていっているように思えます。相変わらず技術トレンドの移り変わりは激しいですが、それに寄り添っていけるよう、技術の現在とそして自分たちの立ち位置というものを確認できるようなデブサミになればと思います。
2009年にNTTグループに就職し、オープンコミュニティを通じて、エンタープライズ分野にOSSやWeb技術を推進。クリエーターやアーティストの人生を変えてみたいという想いを実現するため、2015年よりピクシブ株式会社へ転職。大企業からベンチャーへ、請負開発から自社開発へ、そして、平均年齢までもが20歳低いという全く違う環境に飛び込み、日々、目を回しながらサービス作りに邁進しています。共著:Software Design 2015年11月号「HTTP/2」、執筆:Software Design 2014年5〜7月号「Web標準技術で改善する、Webのパフォーマンス」
2015年は、クラウド、HTML5、モバイルにIoTなど、様々な技術が一段落して落ち着いてきたという印象があります。しかしながら、少なくともモバイルもWebも年々難しくなるばかりで、変化が止まるようにも見えません。2016年でどんな動きが起きるのか、デブサミというテクノロジーを俯瞰できる場で、見極めてみてはいかがでしょうか。
大学を卒業後、メーカー系SI会社に勤務し、サーバサイドJavaを中心とした先端技術の調査を担当しました。2度の米国勤務を経験し、その後、オープンソース系のベンチャーを経て、現在クラウドベンダに勤務しています。こちらの会社では、開発部隊の一員として、全世界から上がってくる問題の原因調査及び開発者への技術情報の提供を担当しています。社外のコミュニティ活動にも積極的に参画し、日本Javaユーザグループでは副会長として活動しています。
少し前までコンピュータは特別なものでした。でも今、周りを見回してみるとあらゆるものがコンピュータを取り込み、互いに通信を始めています。僕たちは少し前に思い描いていた未来の中で確実に生きています。そのようなテクノロジーに囲まれる中で、それを前進させるデベロッパの重要性はますます増していきます。皆さんも新しいテクノロジーを積極的に吸収し、楽しい未来を一緒に作っていきましょう。
震災以降Hack For JapanのスタッフとしてITで出来る復興支援とは何かを考えて活動を続けており、東北TECH道場の講師として頻繁に石巻を訪れ、イトナブ石巻の理事も務めています。本業は3DグラフィクスやAndroid、iOSのアプリ開発を得意とするエンジニアで、これまで携帯向け3DエンジンやARアプリの開発に関わり、現在は株式会社カブクにて3Dプリンタを活用したものづくりプラットフォームの開発に携わっております。
2016年はこれまで以上にソフトウェアエンジニアにリアルとの関わりを考えることが求められてくるのではないでしょうか。VR元年になるとも言われ、バーチャルリアリティが一般に広がろうとしています。その一方で、3Dプリンター、ビーコンなど、ここ数年来ソフトウェアとリアルが接近してきています。また、Code for Japanなどで広がりつつあるCivic Techの流れもリアルをハックする取り組みと言えるでしょう。Hack the Realというテーマで開催する今回のデブサミで、これからの時代をエンジニアとして生き抜くヒントを見つけてもらえればと思います。
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ技術フェロー。大学卒業後、独立系ITベンチャーにてエンタープライズ向けパッケージソフトを開発、大規模対応と国際化を担当する。前職のサイボウズ・ラボでは、中長期のR&Dの傍ら、エンジニア採用、産学官連携と日本の人材育成に関わり、NPO法人にてセキュリティコンテストSECCONの新規事業を立ち上げ、2015年9月現職に。
デブサミ2016では、エンジニアが社会をハックしていくきっかけとなるコンテンツを多数用意しております。技術的なノウハウだけに留まらず、今後のキャリアの気付きになるようなものが得られればと思っています。私も聴きたいコンテンツがたくさんあるので、どれを受講しようか今から悩んでいます!
1983年生まれ。エンタープライズSIのアプリケーションアーキテクトからコンシューマのインフラエンジニアへ転身。Webアプリケーションの開発からフレームワークのインテグレーション、ミドルウェアの評価やインフラの構築まで幅広く経験し、最近はネイティブ広告配信のバックエンド開発に携わる。勉強会・イベントに顔を出すかたわら、運営のサポートなどでコミュニティへの貢献を行っています。吹いて踊れるエンジニアを目指すため開発だけにとどまらず様々な分野で活動中。
昨年はIoTが一層の盛り上がりをみせ、今年はそれが更に加速し"Hack for Real"、つまり日常のあらゆるところへスマートに融合していきます。
一年のはじめに今年のトレンドや今後のIT業界の潮流を見通すことができる様々なセッションが目白押しです!さまざまなセッションから自身のキャリアをRealにHackするヒントを得られる機会になれば幸いです。
リレーションズ株式会社 デジタルマーケティング事業部 事業部長 兼 日本酒担当。1980年、秋田県湯沢市生まれ。大学を卒業後、日揮株式会社(システム企画・開発/IT戦略)・株式会社リクルート(サービス企画・開発/事業開発)・株式会社KADOKAWA(事業開発)を経て、2015年7月にリレーションズ株式会社へ参画。現職では、食品スーパー業界を対象としたO2O(Online to Offline)マーケティングソリューション事業の立ち上げから拡大に従事しております。
デブサミ2009の ""とある"" セッションに参加したことで、私のキャリアは変わったと言っても過言ではありません。「そんな体験を、ひとりでも多くの方に体験してもらいたい!」という思いのみで、コンテンツを考えさせていただきました。
日本マイクロソフトでクラウドソリューションアーキテクトをしております。「吉田パクえ」と名乗りクラウドに関するお話をしたり、書物をしたりもしています。OSSを出身とした人間なので、Azureの周りでは重宝されております。主にクラウドに関連するコンテンツ面で協力しております。
クラウドが普通に使われるようになり、これまで二の足を踏んでいた企業も利用に前向きな動きを見せております。また、働き方が多様化してきているのにも変化の兆しを感じます。アーリーな利用者は次の変化に向けて使い方に磨きをかけています。またこの界隈は確実に働き手の人口が減っています。学生はIT系を好まない傾向も見られます。エンジニアとして技術を起点としつつ、これから何ができるそうか。広い視点で考えたいなと思っていますが、いかがですか?