【18-E-5】 リアクティブ・アーキテクチャ~大規模サービスにおける必要性と課題

近年、規模の大きな Webアプリケーションを複数のサブシステムからなる分散システムとして実現するケースが増えたことを受けて、これらの実践を体系化された設計パターンとして捉え直そうという動きが出てきています。一つは、サービスの「コンポーネント化」の観点から手法を整理した<マイクロサービス>。もう一つが、大規模システムの「スケーラビリティ」や「耐障害性」に着目する<リアクティブシステム>です。本セッションでは、大規模サービスのベストプラクティスとして提案されているこれらの概念を紹介すると共に、分散システムが抱える本質的な困難さと、その解決へ向けた取り組みについて議論します。

岡本 雄太

製造業で働くソフトウェアエンジニアで、最近はインフラ周りのお仕事が多いです。5年ほど前に Scala 言語に出会って以来、「Effective Scala」や「リアクティブ宣言」などの文献の翻訳を行っています。特に、Scala の分散システム適用に関する話題が好物。
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