【18-E-6】 パネルディスカッション「エンジニア“越境”時代の今こそIT資格で効率よくスキルを伸ばす!」

クラウド利用の一般化やモバイルの利用拡大、IoTの登場などを背景に、これまでの常識に照らせば「越境」ともいえる広範囲の知識・スキルがエンジニアに要求されています。この要求に対応するための手段・ツールとして、国や団体、製品・サービスベンダなどが実施している「資格」があります。資格は取得に向けて学習する中で、体系的な知識やスキルを効率よく身に付けられるといいます。一方で、「資格のために学習したことは現場で役に立たない」という評価もあります。
 このパネルディスカッションでは、IT技術者向け研修会社の講師、IT運用コンサル・教育サービスの日本法人代表、クラウドソーシングサービス企業のCTOが登壇し、それぞれの立場からITの資格やトレーニングコースの「価値」や「限界」などをざっくばらんに議論します。モデレータはIT系資格のWebメディア「資格Zine」の編集長が務めます。スキルアップに不安を抱えているエンジニアの方、人材育成にお悩みの方などは本ディスカッションへぜひお越しください。

【パネラー】
最上 千佳子 [日本クイント]
大場 光一郎 [クラウドワークス]
城 尚志 [富士通ラーニングメディア]

【モデレーター】
市古 明典 [資格Zine編集長]


最上 千佳子 [日本クイント]

日本クイント株式会社
代表取締役社長

システムエンジニアとしてオープン系システムの提案、設計、構築、運用、利用者教育、社内教育など幅広く経験。顧客へのソリューション提供の中でITサービスマネジメントに目覚め、2008年ITサービスマネジメントやソーシングガバナンスなどの教育とコンサルティングを提供するオランダQuint社(Quint Wellington Redwood)の日本法人 日本クイント株式会社へ入社。ITIL認定講師として受講生・資格取得者を輩出。2012年3月、代表取締役に就任し、これまで以上にITとビジネスとの融合に貢献していくことを目指し、講師・コンサルタントとしての活動も続けている。
[主要資格]ITIL Expert認定講師



大場 光一郎 [クラウドワークス]

株式会社クラウドワークス
執行役員 CTO

2001年、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社へ入社。在職中、Rubyの導入支援やRubyを用いたクラウドサービスの開発・運用に従事。グリー株式会社インフラストラクチャ部門にて、開発環境からプロダクションをつなぐDevOps周りを担当し、GitHub Enterpriseの導入による開発品質の向上や、デプロイメント支援システムをRubyで開発。Rubyやソースコード管理に関する講演、著書多数。2014年1月、株式会社クラウドワークスに参画、執行役員CTOに就任。



城 尚志 [富士通ラーニングメディア]

株式会社富士通ラーニングメディア
ナレッジサービス事業本部 第一ラーニングサービス部

2000年に株式会社富士通ラーニングメディアに入社し、Javaやオブジェクト指向設計などアプリケーション開発技術の教育を講師として担当。その後、富士通グループの開発現場に出向し、電子申請システムといったWebシステム構築プロジェクトやパッケージ開発プロジェクトを経験。現在は、富士通ラーニングメディアに復職し、現場で感じたプロジェクトマネジメントの重要性を伝えるため、プロジェクトマネージャの人材育成に携わっている。
[主な取得資格] Sun認定Webコンポーネントデベロッパ、PMP



市古 明典 [翔泳社]

株式会社翔泳社
資格Zine編集長

うさぎ化していますが、子年生まれの43歳。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。2015年11月、資格学習書と開発者向けWebメディア両方の経験を活かして、ITエンジニアのスキルアップを支援できればと思い「資格Zine」を立ち上げた。