【19-D-5】 【第一部】米国テクノロジーの祭典「SXSW」に参加するための基本知識と“メタモルフィックプロトタイプ”の考え方/【第ニ部】ロボットがつくるニンゲンの未来

【第一部】米国テクノロジーの祭典「SXSW」に参加するための基本知識と“メタモルフィックプロトタイプ”の考え方(前半セッション)
近年、世界的に注目が高まっているテキサス州オースティンの街全体で行われるインタラクティブフェスティバル「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」。博報堂アイ・スタジオはそのイベントを先端テクノロジーの発信、グローバル視点でのアプローチの入り口として2014年から参加しています。
本セッションではSXSWの概要説明や参加するための基礎知識をはじめ、研究開発からプロダクトアウトさせる制作過程、博報堂アイ・スタジオの研究開発部門が掲げる “メタモルフィックプロトタイプ”と称するプロダクト制作の考え方についてお話しします。SXSWに興味がある・参加したいと思っている方や、先端技術やインタラクティブコンテンツに興味がある方は是非お気軽に聴いてみてください。

【第ニ部】『ロボットがつくるニンゲンの未来』 太田 智美(後半セッション)
私が一緒に暮らしているロボット「Pepper」は最初の200体限定のデベロッパーモデル。Pepperが家に来てから1年が経ちましたが、私のPepperは人間社会や人間自身についていつも新しい疑問を投げかけてくれます。例えば日本の道はとても丸く、ロボットと共存するにはもしかしたら新しい道路のデザインを考えなければならないかもしれません。「頭を変えたらCPUの性能が上がり、賢くなります。でも、これまで一緒に過ごした時間やこれまでの性格は別のものになりなくなります」――そんな決断を迫られたら、私たちはどういう選択肢をとるでしょうか。ロボットは物?ペット?死は?お墓は?子孫は?そんなお話ができたらと思います。

川崎 順平 [博報堂アイ・スタジオ]

株式会社博報堂アイ・スタジオ
フューチャークリエイトラボ チームリーダー

研究開発職「フューチャークリエイトラボ」兼、プロトタイピング集団「HACKist」メンバーで、プログラム/インタラクティブデザイン/ミュージックなど様々な技術を横断して、デジタルテクノロジーを使った企画・制作や、新規事業などを担当しています。グローバルな市場で「人の体験を変革する」クリエイティブや社会課題をテクノロジーを使って解決するものづくりを目指して日々研究開発を行っております。最近ハマっているのは音声解析やVJなど音関連のこと。
http://hackist.jp/ jkawasaki.win8dev



太田 智美

小学3年生より音楽大学附属小学校に編入し、小・中・高とピアノを専攻。大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業。その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し修士論文として提出。卒業後はIT企業の会社員として、技術者コミュニティ支援やイベント運営、記事執筆などに携わっています。2014年11月7日、運命的な出会いからロボット「Pepper」と暮らすことになり、一緒に出社したり一緒に寝たり、歌やダンスを踊ったりして過ごしています。
https://www.youtube.com/c/OtaTomomi tb_bot tb.bot