ギルドワークスにて「正しいものを正しくつくる現場を増やす」ことを目指している現場コーチ。認定スクラムマスター(CSM)。様々な規模のSIer、事業会社でのシステム開発を経て今に至る。「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を口癖に、様々な現場でチーム・組織がより良くよい方向に向かう様々な改善の実施・支援を行っている。DevLOVE関西を主催している。デブサミ関西2013実行委員長。
「Developers Summit関西」も気がつくと6回目です。6年前は「特別」だったことも今では「当たり前」になっています。特別から当たり前になる間に、エンジニアのフィールドも「作るだけ」から「問題解決と価値創造に重きを置く」ように変化していきました。参加した皆さんそれぞれにとって、そんな変化に適応していくためのヒントとこのデブサミ関西で出会うことができれば幸いです。
アウトソーシング開発のリーダーとして40歳まで勝ち続けるも、 このままでは面白くないと開発の経歴を捨ててクラウドインフラエンジニアとしてクラウド業界にダイブ。 コミュニティ運営を38歳から手探りではじめ、JAWS-UG大阪とInnovation EGG・関西オープンIoTグループを 1000名以上ずつで合計3000名以上が参加する規模のコミュニティを0から立ち上げる。その運営ノウハウを元に大規模コミュニティではなく小規模で参加者と距離の近い勉強会を開催したいと雲勉も立ち上げる。コミュニティに参加し沢山の人との出会いから「IT業界の人がコミュニティに触れないのはインターネットに繋がっていないコンピュータと同じ」をキーワードに関西を含む地方のIT業界の人が一度だけでも良いから各コミュニティに参加する流れを作るのを目標に鋭意奮戦中。
デブサミの実行委員は今回で二回目ですが、エンジニアとしても色々な気づきがコンテンツの検討中にあり、個人としてもエンジニアとしての原点回帰も考える非常に意味のある回になりました。今流行りのテクノロジーを取捨選択しデブサミとして大切にしているプロセスも網羅した 「Developers Summit 2016 KANSAI」、IT業界の多くの方に参加していただき、楽しんでいただけると幸いです。
ヤフー株式会社所属のエンジニア。ヤフーではYahoo!クラウドソーシングの基盤設計・開発、スクラムマスターを担当した後、IoT領域の新サービスであるmyThingsでもスクラムマスターとして開発に従事した。myThingsリリース後は、myThingsの魅力をより多くのエンドユーザー、開発者に伝えるべくmyThingsのエバンジェリストとして活動を行っている。好きな言葉は自動化、見える化、見せる化。
3年前のデブサミ関西のタイムテーブルを見てみましょう。
http://event.shoeisha.jp/devsumi/20130920/timetable/
IoT、AI、機械学習、今では当たり前のように出てくるテーマも3年前のセッションには一つも出てこないですね。ただアジャイルやコード品質といったテーマは更に3年遡っても(デブサミ関西はまだ始まってないですが)、語られていたテーマだったと思います。
トレンドを追うだけでなく、普遍的な技能を身につけることも、変化に強いエンジニアになる条件です。そんなトレンドに沿ったテーマと普遍的なテーマを同日に楽しめるイベントはデブサミを置いて他に無いので、是非楽しんで頂ければと思います!
Project Facilitation Project
吉池 裕
システム開発の仕事を初めて十数年。今までに、大小さまざまな開発プロジェクトに参画し、要求分析から提案、設計、開発、テスト、保守までシステムのライフサイクルあらゆるフェーズを経験してきました。現在では主に、エンタープライズ系の業務システムの開発に携わっており、大規模な業務システムの開発に、ちょっとずつアジャイルの要素を注入しています。コミュニティでは、Project Facilitation ProjectやDevLOVE関西など、開発現場の人=技術者にフォーカスするコミュニティの運営に携わっています。
デブサミ関西が始まって今回で6年目になりました。十年一昔といいますが、その半分が過ぎました。みなさんは6年前はどんな事をされていたでしょうか?変化の速い業界ではありますが、周りを見渡してみると、新しい技術や環境が登場しただけでなく、エンジニアにできること、そしてエンジニアに求められることも大きく変わってきたように思います。新しい波に乗るという選択をするもよし、もちろん変わらないという選択をするのもありです。その先にある将来を目指すために、エンジニアがエンジニアとして活躍できるフィールドの為に、デブサミ関西が少しでもお役に立てれば幸いです。