昨今の技術の変化は目まぐるしく、xTechに代表されるような、テクノロジーが様々な業界にもたらす 創造的な破壊の事例は枚挙にいとまがありません。数年前までは夢物語だったAIの実用化も、 ディープラーニングの台頭により次々とムーブメントを起こし、一部では人間の認識能力を凌駕するほどの拡大をみせました。エンジニアを取り巻く環境、そしてエンジニアの役割は大きく変わろうとしています。
では、エンジニアにとって「変わらないもの」とは何でしょうか?新しい技術にわくわくする、技術で世の中を良くしたい、仲間を作り知見を共有したい……そんな思いを持ちながら、適切な技術を見極め、主体的に選択し、実装する。そうした思いや行為はエンジニアの原点と言えるのではないでしょうか。
「変わるもの×変わらないもの」というテーマには、新しい技術の登場や世の中の変化、エンジニアの役割の変化に対して、エンジニアらしいやり方でどう立ち向かっていくか、一緒に考えたいという思いを込めました。デブサミ2018では、そのヒントやきっかけを用意してお待ちしています。
名称 | Developers Summit 2018 |
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日時 | 2018年2月15日(木)10:00~18:45 2018年2月16日(金)10:00~18:25 受付開始 9:30~ |
会場 | ホテル雅叙園東京 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 |
主催 | 株式会社翔泳社 |
参加費 | 無料 (事前登録制) |
注意事項 | ※座席は先着順となります。 ※当日は混雑が予測されますので座席は詰めてご利用ください。また、立ち見となる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。 ※再入場、途中の入退場が可能でございます。 |
数々の業務システム、Webサービスなどの開発・運用を担当し、2016年に株式会社 オミカレのCTOを経て、現在は株式会社 はてな でサービス監視サービス 『Mackerel』 のセールスエンジニア。コミュニティでは日本PostgreSQLユーザ会の理事として勉強会開催を担当し、中国地方DB勉強会などを主催。他にも岡山Python勉強会主催、オープンラボ備後、日本PostgreSQLユーザ会所属。Software Designでデータベースに関する連載、「RDBアンチパターン」を連載中
<来場者へのメッセージ>
Developerの、Developerによる、Developerのためのお祭りです。沢山楽しみに、色んな学びをお持ち帰りください。
フロントエンドエンジニア、Webディレクターを経て、現在では情報設計やナレッジマネジメント、情報戦略の分野での活動を中心にしています。エンジニア間の情報共有や知見の組織化に取り組み、エンジニア組織のマネジメントを中心とした業務に携わっています。技術広報活動を行いながら企業とコミュニティの橋渡し役として、複数のコミュニティやカンファレンス運営に携わる機会が多く、ここから得た知見を展開しながらコミュニティの裏側を支えています。
<来場者へのメッセージ>
昨年に引き続きコンテンツ委員を勤めさせていただきます。今年はさらに実践的で皆様にとって楽しいコンテンツがご用意できるデブサミになれればと思っています。ぜひ楽しんでください!
SIerにて官公庁系の大規模開発のシステムアーキテクトとして幾つかの開発を経てリクルートホールディングスに入社。新規事業開発部門であるメディアテクノロジーラボに在籍。サービスのヒットに伴い急速に肥大化しカオスになっていく組織に対して、スクラムやリーンスタートアップの考え方を適応させることで、ビジネス成長に寄与するエンジニアリング体制を構築。その後、様々なチームに対してスクラムやリーンスタートアップの導入支援、マイナー出資先の海外スタートアップのグロース支援を経て、リクルートテクノロジーズに籍を移しエンジニアリングマネージャーとして既存メディアや新規事業領域の開発マネジメントなどに従事。
<来場者へのメッセージ>
弊社技術顧問のt-wada氏の言及する「技術の螺旋」メタファをかりるならば、新技術を見たときに、「これって昔のアレと同じでしょ」と反応し始めたときにエンジニアとしての老害化が始まるのかもしれません。何周も螺旋を通ってきた技術だとしても今回のテーマである「変わらない部分」と「変わる部分」が必ずあります。N-1周とN周の差分こそが新たに何かを解決した部分であり、エンジニアが着目すべきポイントになると思います。ご来場者みなさまご自身の経験と登壇者の方々の発表を照らし合わせたときに、変わらないものと、変わるもの、何か一つでも持ち帰りポイントがあれば幸いです。
大学を卒業後、メーカー系SI会社に勤務し、サーバサイドJavaを中心とした先端技術の調査を担当しました。2度の米国勤務を経験し、その後、オープンソース系のベンチャーを経て、現在クラウドベンダに勤務しています。こちらの会社では、開発部隊の一員として、全世界から上がってくる問題の原因調査及び開発者への技術情報の提供を担当しています。日本Javaユーザグループでは副会長として活動しています。
<来場者へのメッセージ>
ITの世界はとても変化が速く、毎年毎年新しいことが出てきて、世の中を変えていきます。開発者として、その潮流をきちんと把握することはとても重要です。一方、そのトレンドに流されず、きちんと押さえておく必要がある知識もたくさんあります。今年のデブサミでは、いろいろなセッションの中から、自分の中で変わっていくもの、変わらないものを見つめていただければと思います。
ソフトウェアテスト、アジャイル開発、ソフトウェア構成管理を中心に高品質で高速なソフトウェア開発をする組織づくりに従事しています。TDD/BDDやGitなどの小さな技法/ツールから、ビジョンづくりやマネジメントまで幅広く社内外で実践、講師を続けており、特にScrumに関しては大規模なイベントで理想的なチームをつくることのExperience Reportを発表させてもらっています。
<来場者へのメッセージ>
デブサミはいろんな方と出会える素晴らしいハブになっています。いろんなセッションを見聞きし、そこにいる人、発表している人、ブースにいる人など様々なつながりを持っていただけたら幸いです。
エンタープライズSIのアプリケーションアーキテクトからコンシューマのインフラエンジニアを経て、サーバーサイドのソフトウェアエンジニアに転身。Webアプリケーションの開発からフレームワークのインテグレーション、ミドルウェアの評価やインフラの構築まで幅広く経験し、最近はネイティブ広告配信のバックエンド開発に携わる。 勉強会・イベントに顔を出すかたわら、運営のサポートなどでコミュニティへの貢献を行っています。一昨年産まれた娘の世話をしながら自主勉強する時間をひねり出す方法を日々考え中。今年のトップニュースはジムに通い始めて8kg痩せたこと。ちょっと健康的になった気がします。
<来場者へのメッセージ>
昨年はビットコインのアツい一年でしたがみなさんはどのような感心の持ち方をされたでしょうか。仮想通貨はブロックチェーン技術の応用のひとつでしかなく、本質は遡及的に変更することのできない分散台帳です。この中央集権的ではなく信頼性の高い記録技術を自分ならどのように応用するかを考えて実装できることがエンジニアの楽しみのひとつではないでしょうか。デブサミはエンジニアのための技術の見本市だと考えています。2017年のブロックチェーンのように、2018年にアツくなるまだ知らない技術トピックを探して妄想をふくらませるきっかけになれば幸いです。