モブプログラミングとは、チーム全員で、同じ仕事を、同じ時間に、同じ場所で、同じコンピューターで行うことです。日本においても、2017年に一気に話題となりました。
私たちのモブ(=チーム)は、楽天の教育事業が展開しているRakuten Super EnglishのとあるB2Bサービスをモブプログラミングをしながらスタートアップをしました。私たちは時間を決めてワークショップ形式でモブプログラミングを行うのではなく、朝会社に来てから帰るまで働き方としてのモブプログラミングを取り入れています。したがって、プログラミングだけでなく営業、企画、テスト、資料作りなどすべての仕事をモブで対応しています。
今回は普段一緒に働いているモブ全員で登壇させていただきます。これまでスクラムを中心としたアジャイル開発を精力的に行ってきたメンバー達が、モブプログラミングを通してどのように変化をし、どのような成果を残せたのかについてお話します。また、今回はセッションの中で講演だけでなく、普段モブワークをしているモブがライブモブワークをしながら、実況・解説をしてみようと思っています。
楽天株式会社
エデュケーションビジネス開発グループ ヴァイスマネージャー
一般社団法人アジャイルチームを支える会
2010年頃にアジャイル開発に出会ったことをきっかけに、エンジニアとしての幅が広がり、様々な壁を超えて活動を続けてきました。現在はスタートアップチームのマネジメントに携わっていて、組織・役割などの壁をぶち抜いて、営業・ビジネス・プロセス・プロダクト・チーム・エンジニアリングすべてをワンチームで行うモブワークを毎日しています。「エンジニアだから」「エンタープライズだから」など役割や環境をできない言い訳にするのが大嫌いで、事業を成功させるためならなんでもやります。
モットーは“IT業界に金の雨を降らせる”、推しメンは山本 彩です。