【16-D-5】 貴方のサービスを守る知財とは?~弁理士から見たAzure IP Advantageの考察~

  

皆さんは知財という言葉をご存知でしょうか。2009年の中小企業白書によると知財(特許)を持っている中小企業の売上は持っていない企業よりも131%高く、従業員一人あたり利益率は3倍異なるというデータがあります。
このように知財は、取得することで合法的に市場を独占できる強力なビジネスツールです。一方で、日本の特許出願の86%は、日本企業全体のわずか0.03%である大企業によるものであり、日本の中小企業の知財活用が十分に進んでいないという実態があります。
このセッションでは、「知財なんて聞いたことがない」というエンジニアの方のために、ご自身のサービスの価値を最大化するとともに、安定的にサービスを提供するためにおくべきことについて、お伝えします。

原田 貴史 [原田国際特許商標事務所]

利益創出コンサルタント
原田国際特許商標事務所
代表弁理士

1979年 北九州市生まれ
2005年 会津大学大学院 コンピューター理工学研究科卒業
2005年 カーナビメーカー入社
2012年 弁理士登録 特許事務所入所
2016年 原田国際特許商標事務所開業

1979年福岡県北九州市生まれ。会津大学大学院修了。大手カーナビメーカの先行技術開発部で2年、開発経験を積み、知的財産部で5年、特許の発掘・権利化・発明者教育の経験を積む。その後、都内の大手特許事務所に転職し、3年の間に100件以上の特許出願業務を経験。知財のことに必ずしも詳しくない発明者や経営者の目線に立った、現場目線の説明は、「初心者でも分かりやすい」「実践的で再現性が高い」と評判。