自動運転などの技術革新にともない、自動車業界は今まさに「100年に1度の転換期」。そして長時間労働を是正する「働き方改革」。これらに挑戦すべく、デンソーはアジャイル開発を2017年5月からはじめ、わずか半年という異例の速さでソフトウェア開発を“残業なし”で成し遂げました。開発以外の無駄な作業はなくす、開発者が集中できる部屋づくりなど、開発者主体のスタイルに、メンバーからは「もう戻れない」と喜びの声が。本セッションでは、デンソーでのアジャイル開発方法と、アジャイル開発を支えるコネクティッドIoTプラットフォームについて紹介いたします。
株式会社デンソー
技術開発センター デジタルイノベーション室 アジャイル開発課 Project Manager
2001年日本電気入社し、中央研究所にてICTサービスモデルの研究推進、2008年UC Berkeley EECS客員研究員を経て、2010年より事業部門にてキャリアクラウドアーキテクトに携わり、2012年からはNEC システムプラットフォーム研究所にてSDN/NFVとクラウド統合オーケストレーションの研究開発に従事。2017年デンソーに入社し、モビリティIoTプラットフォームの開発を推進しています。
株式会社デンソー
技術開発センター デジタルイノベーション室 アジャイル開発課 Project Assistant Manager
情報科学博士取得後2012年大手電機メーカへ入社し、ソフトウェアの研究職として様々なアプリケーションの実装を行ってきました。「アジャイル開発を用いた新しい開発体制をゼロから作る」という仕事に惹かれて2017年8月デンソーに入社し、アジャイル開発でコネクテッドなどクラウド側の新しいプロジェクトに取り組んでいます。