Scrum@Scaleは、2018年の2月に公式ガイドが発表された、Scrumを組織運営に活かすためのフレームワークです。
The Scrum@Scale Guide
元々のScrumに付け加える部分を最小限にとどめつつ、Scrumを組織運営にも使えるように拡張しているのが特徴です。スクラムチームは、それぞれ個性を持ちます。その個性を活かしつつ、大規模でScrumを利用するにはどうしたら良いか?という疑問に対する答えの一つがScrum@Scaleです。
このセッションでは、Scrum@Scaleが作られた背景と概要を説明します。
原田 騎郎[アトラクタ]
株式会社アトラクタ
代表取締役
認定スクラムプロフェッショナル、認定Scrum@Scaleトレーナー。外資系消費財メーカーの研究開発を経て、2004年よりスクラムによる開発を実践している。ソフトウェアのユーザーの業務、ソフトウェア開発・運用の業務の両方を、より楽により安全にする改善に取り組んでいる。スプリントゴールを達成して、レビューをすばやく完了し、明るいうちにビールを飲みながらふりかえりできるのが、スプリントの成功だと思っているが、なかなか成功しない。スクラムは難しい。