13-F-1 02/13 10:00 ~ 10:45
ITがモビリティを創る:MaaSに向けた技術とエンジニア像

近年、Mobility as a Service(MaaS)と呼ばれる新しい交通のあり方が注目され、鉄道事業者や自動車会社がMaaSアプリを開発するなど、ITを取り込んだ新しい交通サービスが模索されています。GTFS形式のオープンデータが全国のバス事業者から提供されはじめ、経路検索やデータ可視化などデータ活用のためのOSSが登場するなど、アプリやサービス開発の土壌も整いはじめています。このセッションでは、サービス開発やデータ活用の事例を含めた最新の技術動向を紹介します。ITによる交通イノベーションの中でITエンジニアにどのようなチャンスがあるか、会場を交えて議論します。

伊藤 昌毅[東京大学]

東京大学
生産技術研究所 特任講師

鳥取大学助教などを経て現職。IT×公共交通を専門とし、産官学を繋ぐ実践志向の研究者。公共交通向けアプリや交通信号制御技術などを研究。ITと交通とを橋渡しするカンファレンス「交通ジオメディアサミット」の開催や、現場に寄り添った公共交通オープンデータの推進活動などを行っている。国土交通省バス情報の効率的な収集・共有に向けた検討会 座長、都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会委員、経済産業省官⺠データの相互運用性実現に向けた検討会座⻑、くらしの足をみんなで考える全国フォーラム実行委員などを務める。