プログラミング教育が小学校で必修化され、プログラミングや情報技術の民主化時代を迎えようとする中で必要なことは、若年層における表面的なプログラミングの学びではなく、論理的推論を含む骨太のプログラミング的思考の学びです。そして、開発者コミュニティのサポートを経て地域で持続的に、それも若年層を無理なく動機づけられる学びの場づくりが求められます。本セッションでは、講演者らによる地域ICTクラブ活動の取り組みや書籍『Scratchでたのしく学ぶプログラミング的思考』、さらには、動機づけの科学的研究成果を交え、今後の開発者の家庭や地域コミュニティとプログラミング(的思考)教育のあり方をお伝えします。
鷲崎 弘宜[早稲田大学]
早稲田大学
グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長
グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授、国立情報学研究所 客員教授、(株)システム情報 取締役(監査等委員)、(株)エクスモーション社外取締役。プログラミング学習環境やルーブリックの調査研究プロジェクトG7プログラミングラーニングサミット主宰。IoT・AIの社会人教育事業enPiT-Proスマートエスイー事業責任者。『Scratchでたのしく学ぶプログラミング的思考』著者。
齋藤 大輔[早稲田大学]
早稲田大学
情報理工学科講師
2018年4月より早稲田大学基幹理工学部情報理工学科講師(任期付き)。早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所 研究所員。早稲田大学システム競争力研究所 研究所員。しごと能力研究学会 理事。東洋英和女学院大学 非常勤講師。『Scratchでたのしく学ぶプログラミング的思考』著者。
坂本 一憲[早稲田大学]
早稲田大学
研究院客員准教授
WillBooster株式会社 CEO。早稲田大学 研究院客員准教授。国立情報学研究所 客員助教。早大/東大/東工大 非常勤講師。『Scratchでたのしく学ぶプログラミング的思考』著者。