14-B-4 02/14 13:05 ~ 13:50
プロダクトを10年運用するチームをつくる

世間に認められたプロダクトは、その後長い年月をかけて運用していくことになります。その長い期間の間には、チームメンバーが入れ替わったり、上司が変わったり、アプリケーションそのもののアップデートやアーキテクチャの刷新もあったり、さまざまなことがおこります。それは新規開発の経験だけからは決して想像しえないことばかりです。
Mackerelというサーバー管理サービスが運用された5年間を例に、次の5年を見据えた「10年続くプロダクト」を維持するチームづくりについて考えていきたいと思います。

粕谷 大輔 [はてな]

株式会社はてな
サービス・システム開発本部 Mackerelチーム ディレクター

2001年に大学卒業後、SI、ソーシャルゲーム開発を経て、2014年にはてなに入社。アプリケーションエンジニアとして、サーバー監視サービス Mackerelの開発に携わり、2017年1月より同チームのディレクターに就任。Mackerelの200週連続新機能リリースを牽引した。最近では、社内のスクラムマスターを集めた「すくすく開発会」という枠組みを立ち上げ、会社全体の開発プロセスの改善に取り組んでいる。共著に『Mackerelサーバ監視[実践]入門(技術評論社)』、『開発現場に伝えたい10のこと(達人出版会)』。