14-C-6 02/14 15:15 ~ 16:00
オープンソースのこれまでとこれから

「ともにつくる」を体現するオープンソースという言葉が出来てから20年。技術者にとって、道具として、立身の道として、日本と世界の技術者をつなぐ架け橋として、かけがえのない役割を果たしてきたのがオープンソースです。しかし、この間、オープンソースを取り巻く環境は変化し続けています。ソフトウェア産業の健全な発展と、明日の技術者の育成のためには、持続可能なオープンソースの繁栄が欠かせません。本発表では、オープンソースの渦中を本場シリコンバレーで生きた自分の体験から、技術企業、技術者のオープンソースへの関わり方がどのように変わってきているのか、そしてなぜオープンソースはこれからも輝き続けるのかを語ります。

川口 耕介[Launchable]

Launchable, Inc.
co-CEO

MicrosystemsにてJavaEEの開発に携わった後、オープンソースのCI/CDサーバJenkins及びそのコミュニティを作る。2010年よりCloudBeesにてJenkinsを事業化、CTOとして400人規模の会社へと成長させる一翼をになう。2020年よりLaunchable co-CEO。CloudBees、GoogleやNetflixなどがLinux財団と設立したContinuous Delivery Foundationにて技術監督委員会の委員長を務める。楽天テクノロジーアワード、日米韓オープンソースアワード貢献者賞、O’Reillyオープンソースアワード、未踏ユース・スーパークリエイター賞。