新型コロナウイルスへの対応で、行政におけるITの活用についてはネガティブな報道も多くなされましたが、一方でこの危機は自治体におけるノーコード活用という新たな流れを生み出しました。 GovTech(Government×Technologyの造語)が世界的なトレンドとなる中、日本においてはここ関西がこの動きをリードし始めています。そのストーリーを通じて、行政が見出したITの新しい関係性をお話します。 今熱いGovTechの世界へ、ぜひ足を踏み入れてください。
蒲原 大輔[サイボウズ]
サイボウズ株式会社 営業本部 営業戦略部 2011年に品川区役所に入庁し、地方公務員として約5年7ヶ月勤務した後、2016年にサイボウズ株式会社に転職しました。住民サービスの向上と業務効率化を目指し、ノーコードツール「kintone」を用いた業務改革プロジェクトで多くの自治体と連携しています。新型コロナウイルスの対応では大阪府と連携し、保健所の情報共有を効率化する「新型コロナウイルス対応状況管理システム」の作成を支援しました。加えて、kintoneを活用する公務員のコミュニティ化を進めるなど、公共市場にノーコードを広げるために日々活動しています。