18-A-1 02/18 10:00 ~ 10:40
エンジニアから都庁へ~中の人が語る街のDX、都庁のDX~

2019年12月ソフトバンクを退職し、東京都に転職しました。
エンジニアから公務員への転身。宮坂副知事のもとオリパラ、5G、Society5.0などのデジタル施策に携われる期待に胸を踊らせてました。
しかし、入都直後に、新型コロナウイルスの猛威が東京都にも押し寄せ、オリパラは延期。すべての施策がコロナ中心、そしてスマートシティなど街のDXもWithコロナを意識した計画に変更されました。
その中、爆速で立ち上がった東京都の新型コロナ感染症対策サイトは、シビックテックを活用し、オープンソースとして構築され、そのソースコードを活用したクローンサイトが多数生まれる一大ムーブメントとなりました。
そのムーブメントは、“シビックテックx行政”の大きな可能性を感じさせた出来事でした。
その“ともにつくる”経験は、サイト構築だけでなく、スマートシティなどの街のDXにも大きな影響を与えています。
本発表では、新型コロナウイルス感染症対策に対する東京都の取組やWithコロナ時代の街のDX、都庁のDXを紹介し、行政にも“エンジニアが興奮するフィールド”があるということをお伝えしたいと思います。

そう、行政は世の中の課題がすべて凝縮されている。行政は解決を待つ魅力的な問題でいっぱいだ。

平井 則輔[東京都]

東京都戦略政策情報推進本部
デジタルシフト推進担当課長

2005年、ソフトバンクBB株式会社(現ソフトバンク株式会社)に入社。ソフトバンクネットワークの対外接続の企画設計、IPアドレス設計、各種ブロードバンドサービスの技術企画業務に従事。BBIXに出向し、大企業や地域ISP/CATVにおける、キャリアグレードのインターネットオペレーションの導入支援。
並行して、2013年より日本最大級のエンジニアコミュニティであるJANOG運営委員、2015年9月に副会長、2017年9月から2020年8月まで会長を務める。
2019年12月にソフトバンクを退職。12月16日より、東京都のデジタルシフト推進担当課長としてTOKYO Data Highway戦略、街のDX、都庁のDXを推進中。
ビートルズとヘビメタが大好き!

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