星野リゾートでは、長くからシステムを独自に開発していましたが、組織の構成に失敗し、システムづくりでも失敗を繰り返していました。
その原因として、システムを開発ができるエンジニアが社内にいないこともあったが、業務の力もシステム開発に活かせていないという課題もあった。
その過去の経験から、星野リゾートでは、現場出身の非エンジニアをノーコードエンジニアやプロダクトオーナーとして成長させながら、外部のエンジニアを採用することで、変化に強く短期間で価値を生み出す状況にまでなりました。
本セッションでは、このような組織を作り上げるために行ったことと、その成果として変化の激しいコロナ禍の状況をどのように乗り切ってきたのかをお話したいと思います。
眞鍋 悠[星野リゾート]
株式会社星野リゾート
情報システムグループ
2009年新卒で星野リゾートに入社。星野リゾートのユニークな競争力であるフロント、料飲サービス、客室清掃、調理業務をマルチタスクで行う仕組をグループ施設に導入する部署に所属したのち、ITに関しては未経験ながら情報システム部門に異動。モデリング技術を学び、現在は次世代の基幹システムの設計をリードする。