60年代からまだ60年ほどのソフトウェア開発の歴史において、品質問題は常に大きな課題でした。
品質問題と一口に言っても、その内訳は時代や技術の変遷とともに変化し続けています。
本セッションでは、ソフトウェア品質がいかに開発組織全体の課題であるかについて振り返るとともに、セキュリティと脆弱性、そしてビジネスへの影響について、「ソフトウェア品質」と「セキュリティ品質」という視点で概観を提供します。
わずか60年、あるいはこの20年ほどで起こったことがらを眺めながら、これからの課題への取り組み方について議論します。
本セッション枠は、日本シノプシス合同会社様より提供させていただきます。
松岡 正人[日本シノプシス]
日本シノプシス合同会社
ソフトウェア インテグリティ グループ シニアプロダクトマーケティングマネージャ
新潟県立長岡工業高校電気科卒。組込み含む元ソフトウェア開発者でサイクリスト。
日本ラショナルソフトウェア、日本マイクロソフト、カスペルスキーを経て2019/7より現職。
主に制御システムや組込みソフトウェア開発を経験したのち外資系で組込み開発やサイバーセキュリティビジネスに携わる。
直近では2年越しで公開された、JPCERT/CCのIoT機器の開発者向けセキュリティガイドライン「IoTセキュリティチェックリスト」、Flexible Factory Security Guidelines(英日)の策定に参画、セキュリティキャンプ講師など。
JNSA IoTセキュリティWGリーダー、ASTER(ソフトウェアテスト技術振興協会)理事。