近年、「フードテック(食×IT)」によるイノベーションが注目を集めています。このセッションでは、国内の食品製造業界において、エンジニアリングの力で食領域の課題をどう解決しているのか、また、今後テクノロジーを使ってどのように食産業の可能性を広げていくのかといったフードテックの最新事情を、開発者目線でお届けします。
【缶詰ベンチャーによる食品産業DXに向けたクラウドERP開発の取り組み】井上 和馬[カンブライト]
エンジニアが畑違いの食品業界に飛び込み、缶詰ベンチャーを立ち上げて地方創生事業に取り組んできました。やってみて分かったのは食品産業(特に小規模な)のアナログな運用管理で、今でも手書き伝票やFAXは珍しくありません。コロナの影響でこれまで以上に食品産業のDXが必須だと感じて、SaaS型のクラウドERPの開発に着手しました。エンジニアが異業種に参入したことでドメインマスターになり、課題が明確になったことで、DXに向けたクラウドサービス開発に挑戦している生の声をお届けできればと思っています。
【おやつ体験とパーソナライズ ~苦悩と効果と今後~】三好 隼人[スナックミー]
snaq.meがお届けするのは、お菓子という単なる「モノ」ではなく、おやつ時間、そしてワクワクしたり楽しんだりする体験、つまり『おやつ体験』です。
・なぜ、単なる「モノ」ではなく「体験」を軸に展開していったのか
・なぜ、おやつの選定をパーソナライズしたのか
・パーソナライズ開発を進めていく上での苦悩や効果
・1000億通りある出荷をシステムで解決した方法
など
このあたりを今回お話しできればと思います。