18-D-9 02/18 17:15 ~ 17:55
食領域の課題をITの力で解決! 2021年におけるフードテック最新事情

近年、「フードテック(食×IT)」によるイノベーションが注目を集めています。このセッションでは、国内の食品製造業界において、エンジニアリングの力で食領域の課題をどう解決しているのか、また、今後テクノロジーを使ってどのように食産業の可能性を広げていくのかといったフードテックの最新事情を、開発者目線でお届けします。

【缶詰ベンチャーによる食品産業DXに向けたクラウドERP開発の取り組み】井上 和馬[カンブライト]
エンジニアが畑違いの食品業界に飛び込み、缶詰ベンチャーを立ち上げて地方創生事業に取り組んできました。やってみて分かったのは食品産業(特に小規模な)のアナログな運用管理で、今でも手書き伝票やFAXは珍しくありません。コロナの影響でこれまで以上に食品産業のDXが必須だと感じて、SaaS型のクラウドERPの開発に着手しました。エンジニアが異業種に参入したことでドメインマスターになり、課題が明確になったことで、DXに向けたクラウドサービス開発に挑戦している生の声をお届けできればと思っています。

【おやつ体験とパーソナライズ ~苦悩と効果と今後~】三好 隼人[スナックミー]
snaq.meがお届けするのは、お菓子という単なる「モノ」ではなく、おやつ時間、そしてワクワクしたり楽しんだりする体験、つまり『おやつ体験』です。
・なぜ、単なる「モノ」ではなく「体験」を軸に展開していったのか
・なぜ、おやつの選定をパーソナライズしたのか
・パーソナライズ開発を進めていく上での苦悩や効果
・1000億通りある出荷をシステムで解決した方法
など
このあたりを今回お話しできればと思います。

井上 和馬[カンブライト]

株式会社カンブライト
代表取締役

15年間のシステム開発キャリアから心機一転。「子供たちに豊かな食を残したい」という想いから、食品事業者が世界の市場で戦える仕組みを作る必要があると考えて缶詰ベンチャーのカンブライトを2015年に設立。全国の小規模な食品事業者との共創により高付加価値な缶詰の商品開発を行い、小規模缶詰工場の導入支援、販路拡大までをワンストップで支援しています。この活動を全国に広げるには食品産業のDXが必須だと感じたことから、フードテックベンチャーとしてSaaS型のクラウドERP「CANBRIGHT]の開発にも取り組んでいます。

三好 隼人[スナックミー]

株式会社スナックミー
CTO

東京理科大学工学部建築学科卒業後、建築設計事務所などに勤務した後、ソフトウェアエンジニアへ。2014年、geechs株式会社で技術本部のリーダーとしてゴルフアプリのプロジェクトマネージャーを経験。2015年おやつのサブスクリプションサービスを展開するスナックミーを創業し、CTOとしてエンジニアリングチームを率いる。

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