日本初となるデジタルバンク「みんなの銀行」の開発は、当初開発者10人程度から始まったアジャイル開発プロジェクトであったが、それを250人以上の規模のプロジェクトにスケーリングした際に支えとなった開発アーキテクチャ及び開発プロセスについて解説。
複数の開発チームが並行してSprint開発を進める中、横断的に利用されるライブラリのメンテナンスや開発プロセスの整備などをアーキテクトチームが担っている。そのアーキテクトチームが開発チームを支えるために利用していたツール、開発効率を上げるための枠組み、そしてその考え方について実例を元に本講演では紹介する。
本セッション枠は、アクセンチュア株式会社様より提供させていただきます。
星川 彰男[アクセンチュア]
アクセンチュア株式会社
テクノロジー コンサルティング本部
2014年アクセンチュアに新卒で入社。カスタム開発で利用するアプリケーションアーキテクチャの開発及びメンテナンスに従事しており、これまでにACTS(Accenture Connected Technology Solution)、ChatCoRobotそしてMAINRIと呼ばれるアクセンチュアのカスタムソリューションの開発をリードしてきた。自らが開発したソリューションを用いている社内のカスタム開発プロジェクトにも参入し、ドッグフーディングを実践している。
次なるソリューション開発も見据えており、現在はShopifyのモジュラモノリスの考え方に注目している。