メッセージ

一大ブームになった“オムニチャネル”。
あらゆるチャネルで、同一なサービスを提供するという本来の意味とは異なり、実店舗を持つ企業がECを始めること、在庫を連携すること、ネットで購入した商品を店舗で受け取れることなどが、オムニチャネルだと認識され、ビジネスにそれほどのインパクトは与えないまま、ブームが去ってしまったようになっています。
次に注目されるのが、OMO(Online Merges with Offline)、つまりオンラインとオフラインの融合です。OMOが目指す最終ゴールは、リテールビジネスの変革。それを牽引するのはECなのです。
OMOを実現する、主役としてのECのあるべき姿を探ります。

ECzine Day 2019 Summer のお申し込みは終了いたしました。当日のご来場をお待ちしております。

開催概要

名称 ECzine Day 2019 Summer
日時 2019年7月17日(水) 13:00-17:50(受付開始12:30)
会場 浅草橋ヒューリックホール
〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16
ヒューリック浅草橋ビル 2F
主催 株式会社翔泳社
参加費 無料 (事前登録制)
注意事項 ※座席は先着順となります。
※当日は混雑が予測されますので座席は詰めてご利用ください。また、立ち見となる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
※再入場、途中の入退場が可能でございます。

タイムテーブル

13:00~13:50 パネルディスカッション

Shift to OMO
~ECがリテールビジネスを変革する~

オムニチャネルの次に注目されるワードが、OMO(Online Merges with Offline)。OMOが目指す最終ゴールは、リテールビジネスの変革であり、その変革を牽引する主役となるのがECです。OMOの視点から、ECのあるべき姿、そしてリテールビジネスの未来を語ります。

藤原 義昭
プロフィール

株式会社コメ兵 執行役員 マーケティング統括部部長

1999年コメ兵入社。ジュエリー部門の鑑定査定業務を経て、Eコマース立ち上げを行う。その後デジタルマーケティング、Eコマース事業を行うWEB事業部新設時責任者として赴任、その後情報システム部門を部門傘下に置き、全社のITとデジタルを率いる。2016年に全社マーケティング担当統括者として、リアル店舗とEコマース両方をつなげるオムニチャネル戦略を推進しながら、全社の事業推進を裏方として支えている。

中嶋 賢治
プロフィール

株式会社ジュン EC事業部兼情報システム室 執行役員

2006年ジュングループ入社。ADAM ET ROPE’事業部責任者、ROPE’事業部責任者。2013年よりEC事業責任者を兼務、2016年より専任、2017年より情報システム室責任者を兼任。

山崎 徳之
プロフィール

ZETA株式会社 代表取締役

プロバイダ及びデータセンターにおいてネットワーク・サーバエンジニアを経て2006年にZETA株式会社を設立、代表取締役に就任(現任)。ECソリューション「ZETA CX」シリーズとしてサイト内検索エンジンやレコメンドエンジン、レビューエンジンを開発、販売している。

モデレーター:倭田 須美恵
プロフィール

株式会社翔泳社 ECzine編集長

2013年11月11日、ECzine立ち上げ。ならではの視点でECに関する情報をお届けしたいと思います。

14:05~14:55

CXにおけるECサイト内検索とレビューの相互補完関係の重要性

マーケティングにおけるCXの各ステップは認知、共感など色々ありますが、これらの多くは「どの商品を買うか」すなわち商品選択に対しての役割です。
そうした中で、ECサイト内商品検索とレビューは「何を買うか」のための最も重要な道具であり情報源の一つだと言えます。
それだけではなく、商品検索とレビューは相互に補完する役割を持っています。
商品検索とレビューを個別にチューニングするだけではなく、相互補完性を意識した取り組みをすることでサイトに流入後のCXを最大化することが可能になります。
具体例を交えて詳しく解説します。

山崎 徳之
プロフィール

ZETA株式会社 代表取締役

プロバイダ及びデータセンターにおいてネットワーク・サーバエンジニアを経て2006年にZETA株式会社を設立、代表取締役に就任(現任)。ECソリューション「ZETA CX」シリーズとしてサイト内検索エンジンやレコメンドエンジン、レビューエンジンを開発、販売している。

15:10~15:50

Patagoniaが目指すこれからのブランド体験とは?

顧客が企業やブランドの情報に触れるチャネルは多岐に渡り、顧客ひとり一人の行動を正しく理解することが非常に困難な状況になっています。
顧客を正しく理解出来ていないために不要なコミュニケーションを重ね、結果として企業は顧客とのエンゲージメントを低下させています。
パタゴニア日本支社の平田氏をゲストに迎え、トークセッション形式でパタゴニアでのアプリを使ったマーケティングを事例を交えてご紹介します。

田代 健太郎
プロフィール

株式会社ランチェスター 代表取締役社長

2007年株式会社ランチェスター創業。2017年マーケティングアプリプラットフォーム「EAP」をリリース。パタゴニア、SHEL'TTER PASS、オンワード公式アプリを担当。顧客の行動をデータ化し、企業が顧客起点で1to1マーケティングを実現出来るアプリプラットフォームの開発に従事。

平田 健夫
プロフィール

パタゴニア日本支社 Eコマースディレクター

1997年慶應義塾大学経済学部卒業後、婦人服アパレルの株式会社レリアンに入社して10年の営業経験。その後、総合アパレル会社オンワード樫山にて商品企画(MD)、日本ランズエンドにてマーケティングを経験した後、2015年にパタゴニア日本支社に入社。Eコマース部門及びリペア部門の責任者を務める。休日は家族と食事や旅行の時間を楽しみ、職場の仲間や友人とスノーボードやサーフィン、山歩きなど自然の中で過ごす時間を楽しむ。

16:05~16:45

最適なタイミングで最適なコンテンツを最適なコミュニケーションで提供する
~AI/機械学習を活用して優れた顧客体験を提供するための顧客行動データ活用と事例~

顧客はオンラインとオフラインを意識することなくその時に便利な方法を選んでいます。リテール企業は顧客接点データをいかに多く持ち、パーソナライズされた良質な顧客体験を提供する、このサイクルをいかに高速に回すかが重要になっています。当セッションでは、
・顧客接点データを一元管理
・取り込んだデータから顧客行動を機械学習・AIで予測
・予測を基にマーケティングオートメーションで顧客アプローチ
アクティブコアがお客様と現在取り組んでいる施策や事例について解説します。

山田 賢治
プロフィール

株式会社アクティブコア 代表取締役社長

パッケージべンダーにて技術サポート、データベースカーネルの開発、海外勤務を経てデータウエアハウス事業の立ち上げ、BIアプリケーションの設計・開発に携わる。大手企業のデータウエアハウス設計・開発・構築を担当。2005年にアクティブコアを設立し代表取締役社長に就任。経営および製品のエンジン設計・開発を担当。アクティブコアが持つ分析・レコメンド特許の発明者。 最近は執筆活動や講演活動に力を入れている。

17:00~17:50 特別講演

オンとオフを融合するアイデア
~ニューリテール最新動向から~

熱視線を浴びる、実店舗向けテクノロジー「ニューリテール」。先行する中国やAmazonの取り組みを考察しながら、日本の実店舗の未来を論じます。

郡司 昇
プロフィール

店舗のICT活用研究所 代表

1999年 株式会社ランド設立 代表取締役社長。2007~2018年 株式会社ココカラファインでドラッグストア・保険調剤薬局の販社統合業務→EC事業会社 代表取締役社長として事業黒字化。同時にグループ統合マーケティング部門を立ち上げて責任者兼任。 2018年~現職 My job is 全体最適、デジタルシフトに関して悩みがある企業のお手伝いをして、その先にある顧客体験を向上すること。小売のICT活用&IT企業の小売理解をお手伝いしています。

富永 朋信
プロフィール

株式会社イトーヨーカ堂 執行役員 営業本部副本部長兼販売促進室長

1992年大学卒業後、コダック社に入社。以来、日本コカ・コーラ、西友、ドミノ・ピザジャパンなどマーケティング関連職務を7社で経験。うち、西友、ドミノピザでなど3社ではCMOを拝命。2018年9月より現職。座右の銘はいろいろあるが、今のお気に入りは「過ぎたハンサム休むに似たり」。

モデレーター:倭田 須美恵
プロフィール

株式会社翔泳社 ECzine編集長

2013年11月11日、ECzine立ち上げ。ならではの視点でECに関する情報をお届けしたいと思います。

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