膨大なPOSデータから営業・販促活動に必要な情報を抜粋し、分析する。
SKU数が多く、商品の入れ替わりが激しい食品・飲料メーカーにおいても、こうした作業は人力で行われ、多くの時間と労力が割かれてきました。
業務効率化とデータ整備から顧客価値提供への展望について、アサヒ飲料のDXの取り組みをご紹介します。
一條 明彦 [アサヒ飲料]
アサヒ飲料株式会社
経営企画部 プロデューサー
1998年アサヒ飲料株式会社に入社。北海道支社営業企画部にて、エリア販促や店頭プロモーション企画を担当。その後、本社営業統括部にて業務系システム基盤構築、主に社内の売上・経費データ、社外のマクロ環境データやEDIデータの収集・整備を担当。首都圏統括本部営業企画部にてユーザー側の立場を経験した後、2018年より経営企画部で、生産性向上と新価値創造の両局面でアサヒ飲料のDXを推進中。
萩原 静厳 [Lazuli]
Lazuli株式会社
代表取締役(CEO/CTO)
2005年、株式会社リクルートへ入社、マーケティング、サービス開発およびビッグデータ解析のプロジェクトを担当。2012年より6年間にわたり東京大学松尾研究室との共同研究を主導。スタディサプリのAI活用の実証実験を始め数々のデータ/AI活用・事業装着をリードするなど、データサイエンティストとして活躍。2014年ビッグデータエバンジェリスト、2015年スタディサプリAI研究所立ち上げおよび主席に就任。2018年、株式会社トレタへ入社、データ部門責任者兼データサイエンス研究所所長を務める傍ら、自身の事業としてAIコンサルティングを担う。2020年7月Lazuli株式会社を共同創業、代表取締役(CEO/CTO)に就任し、同社のミッションである「世界中の製品情報を整理し、データを民主化する」ことの実現に向け、事業を牽引している。