キーエンスでは従来から、企業活動をデータで科学的にとらえ、合理的な判断をおこなってきました。しかし、年々、データの質や量が増えるにつれ、特にビジネス部門において、データを扱う難しさは増しました。
データサイエンティストではない、一般的なスキルのビジネス部門のユーザーが、データを用いて有効な施策を見つけるには、どうすればよいか。
社内での活用を通じ、見えてきたのは、仮説を多く作り出し、ビジネス課題との関係性を明示すること。
そうすることで、実際の施策(打ち手)がデータから見つかるようになりました。
30分という限られた時間ではありますが、キーエンスでは、どのようにデータを使い、どのようにビジネス課題の要因、施策を見つけているのか、
また、どこまでを機械がおこない、どこからを人がおこなうのか、実際のサンプルデータと社内の分析ソフトウェアをご覧いただきながら、できる限り、生々しくお伝え致します。
柘植 朋紘 [キーエンス]
株式会社キーエンス
データアナリティクス事業グループ マネージャ
新卒でキーエンスに入社後、コンサルティングセールス・人事採用を経て、約10年間マーケティング・販売促進にて、主にデジタルマーケティングに従事。
現在は、キーエンスの高収益の源泉である「データ活用経験」を基に開発した『データ分析ソフトウェアKI』を、新規事業として立ち上げ中。