GDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)など、世界各国で個人情報をめぐる法規制の検討や施行が進み、日本においても個人情報保護法の3年毎の見直しにおいて、規制強化の方向に進んでいます。
これまでデータ活用をリードしていたGAFAを始めとするプラットフォーマーは、プライバシー保護を競争戦略とする動きを活発化させており、企業主導のマーケティングから、ユーザー主導のマーケティングにシフトしていかなければなりません。
本講演では、今パーソナルデータをめぐって世界で何が起きているのか、また日本企業・マーケターはポストCookie時代におけるパーソナルデータの活用に向け、何に備え、どのように向き合っていくべきなのかを解説します。
伊藤 直之 [MyDataJapan]
一般社団法人MyDataJapan
常務理事
2008年、株式会社インテージ入社。 クライアント企業の社内外データ利活用基盤構築やマーケティングリサーチ、デジタルマーケティング領域での新規事業開発に従事した後、現在は主に個人起点のパーソナルデータ流通領域における啓蒙・啓発活動や、「情報銀行・PDS」事業の立ち上げを支援している。
一般社団法人データ流通推進協議会 理事。総務省「情報信託機能の認定スキームの在り方に関する検討会」委員。MyData Global founding member。