企業のブランディングにおいては、広告を使ったプロモーションやPRで自社商品・サービスの価値を伝えるという方法が永らく培われてきました。しかし顧客から見たブランドの印象は、プロモーション以外の様々な事業のアクションによっても大きく変えられるのではないでしょうか。
本セッションでは、NORTH AND SOUTHの南坊泰司氏をモデレーターに、『銀のさら』を展開するライドオンエクスプレスの正木伸繁氏、モバイルバッテリーをはじめとしたチャージング関連製品やオーディオ、ロボット掃除機、モバイルプロジェクター等を展開するアンカー・ジャパンの猿渡歩氏をパネリストに迎え、プロモーションに留まらないブランディングの方法を探っていきます。
株式会社NORTH AND SOUTH
代表取締役
2011年株式会社電通入社。ブランドコンサルタント、ストラテジックプランナーを経て、電通のDMPおよびメディアPDCAツールSTADIAの開発・運用を担当。2018年株式会社メルカリに転職。マーケティング・マネージャーとしてマス・デジタル・PRを横断しメルカリの成長に貢献。また、事業企画部においてOMO(Online merged offline)戦略チームを立ち上げ、メルカリ教室やメルカリコミュニティや流通小売でのキャンペーンなどオフライン接点を活用した施策を立案・実行。2020年、株式会社NORTH AND SOUTHを設立。経営層を中心に支援するマーケティング支援を行っている。
アンカー・ジャパン株式会社
取締役 COO
Deloitteにてコンサルティング業務やIPO支援に従事後、日本産業パートナーズにてプライベート・エクイティ投資業務に携わる。アンカー・ジャパンの事業部門創設より参画し、同部門を統括。チャージング関連製品やオーディオ製品を含めて参入したほぼ全てのカテゴリでオンラインシェア1位を実現し、創業6年目で売上100億円を達成。2017年に執行役員、2020年8月より現職。
株式会社ライドオンエクスプレス
デジタルマーケティング部 グループマネージャー
印刷物の制作会社→教科書の出版会社と紙媒体を主軸とした制作業務を経て、2011年(株)レストラン・エクスプレス(現(株)ライドオンエクスプレス)に入社。宅配事業におけるデジタルシフトを命題に、主に宅配寿司『銀のさら』事業におけるデジタルサービスの立ち上げから各コミュニケーションの拡大に至る全般の業務に従事。昨年より、オンライン/オフライン問わず、顧客体験の最大化を目的とした統合的なマーケティングを目指した『スマートデリバリー構想』を掲げて活動中。好きな寿司ネタは貝類と光物。