消費者のプライバシー保護に端を発した「サードパーティCookieの終焉」は、Web広告・アドテクノロジー業界にとって非常に悩ましい問題です。本質的な対応を行うためには、実際にデータを提供する消費者側が抱く意識を理解するとともに、データを活用する企業側の対応について業界ごとの“現在地”を把握することが重要です。
本セッションでは、マクロミルの消費者パネルデータを活用して、多岐にわたるプロダクト開発を手掛ける部門長の齋藤司氏が登壇。独自の調査で明らかにしたデータ活用に対する生活者の様々な見方、事業会社・メディア・広告会社・ITベンダーといった立場による違い、そして企業が実践する対応パターンについて解説します。
株式会社マクロミル
執行役員/データビジネスデザイン本部長
元放送作家。デジタルアドバタイジング・コンソーシアム株式会社、America Online、C Channel 株式会社を経て2017 年にマクロミルに入社。デジタルマーケティング部事業部長を経て、現在は執行役員、およびデータビジネスデザイン本部本部長 兼 DX 推進室室長として、デジタル調査計測、データビジネス推進のプロダクト開発、アドテクノロジー、グローバルプラットフォーム提携、モニタ管理などに従事。マーケティングの川下である広告領域から川上領域まで、マクロミルのデータで繋いだ一気通貫のデータマーケティングができるプロダクトの企画開発を推進。