インターブランド社による「2022年度顧客体験価値(CX)ランキング」において、首位の座を獲得した丸亀製麺。
実は2020年から、同社は「顧客体験価値No.1」をビジョンに掲げ、「マーケティング」「商品」「営業」「DX」などすべての戦略・戦術を顧客体験価値の実現につながるように設計してきたといいます。
また、ブランドイメージと顧客体験価値の関係性にも注目し、購買時だけではなく、顧客が触れるすべてのタッチポイントを統合的に捉え、機能的価値と情緒的価値の両方からアプローチするCX戦略を展開しています。
ブランドの自己満足ではなく、真の意味での顧客体験価値を実現している同社から、その要因となったマーケティング戦略の考え方や全部門で取り組む体制づくりについて、具体事例を交えながら学びます。
株式会社丸亀製麺
取締役 マーケティング本部長 兼 トリドールホールディングス マーケティング 部長
早稲田大学大学院商学研究科卒MBA。コナミスポーツ、サザビーリーグなどB2Cの事業会社において、様々なブランドのマーケティング責任者を歴任。消費者理解に基づく“ブランドコミュニケーション”、勝率を上げるための“データドリブンマーケティング”、“顧客体験価値(CX)を上げるマーケティング”を軸に、丸亀製麺のマーケティング革新に取り組む。