ビッグデータによって生活者の行動をこと細かに追えるようになりました。
しかし、行動の痕跡だけを追いかけても、一人ひとりの生活者の思いや、心の動き、未来の行動につながる隠れた欲求までは見えてきません。
本セッションでは、行動データ提供者への意識調査で実現した、行動と意識両面からの生活者分析など、博報堂生活総研が研究を進めるデジノグラフィの最新研究事例を紹介。
これまで見えなかった生活者の行動と意識の関係性、そこから導かれる新たな欲求について解説します。
株式会社博報堂
博報堂生活総合研究所 上席研究員
2005年博報堂入社。マーケティングプラナーとして諸分野のブランディング、商品開発、コミュニケーションプラニングに従事。12年より博報堂生活総合研究所に所属。デジタル空間上のビッグデータを活用した生活者研究の新領域「デジノグラフィ」を様々なデータホルダーとの共同研究で推進中。行動や生声あるいは生体情報など、可視化されつつある生活者のデータを元にした発見と洞察を行っている。
著書に『デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析』(共著・宣伝会議)、『自分のデータは自分で使う マイビッグデータの衝撃』(星海社新書)がある。