「イノベーション道場」の卒業生の中から将来日本を代表するようなイノベーションが生まれたらどんなに素晴らしいか――
高岡浩三さんが自らのキャリアの最後に掲げるのは、イノベーションを起こせる人材の輩出です。
これまであまり浮かぶことのなかった「国力」という言葉がちらつくことも増えてきました。
21世紀、日本は世界へ強いブランドを生み出すことができるでしょうか。
マーケターは企業のチェンジメーカーとして、その責任や役割を果たしていけるでしょうか。
高岡浩三さんから21世紀のマーケターへ、40分間のご講演をお送りします。
ケイ アンド カンパニー株式会社
代表取締役
1960年大阪府生まれ。1983年にネスレ日本に入社、各種ブランドマネジャーなどを経て、ネスレコンフェクショナリーでマーケティング本部長として「キットカット受験応援キャンペーン」を手がける。2005年ネスレコンフェクショナリーの代表取締役社長に就任。2010年、ネスレ日本 代表取締役副社長 飲料事業本部長として新しい「ネスカフェ」ビジネスモデルを構築。同年11月より2020年3月までネスレ日本 代表取締役社長兼CEOを務め、10年間の在任中にネスレ日本をネスレグループの先進国マーケットで最も成長率と利益率の高い会社に育て上げる。2014年、自身が手がけた「ネスカフェアンバサダー」が第6回日本マーケティング大賞を受賞。2014年よりワールド・マーケティング・サミット・ジャパンカウンシル代表。同年「The Internationalist」による「37 OUTSTANDING MARKETERS NAMED INTERNATIONALISTS」に選出。2016年コトラービジネスプログラムプレジデント就任。2017年11月より早稲田大学ビジネススクール国際諮問委員。2017年5月よりケイアンドカンパニー 代表取締役としてDXを通じたイノベーション創出のプロデューサーとして活躍。ネスレ退任後は、サイバーエージェントなど数社のマネジメントアドバイザーと社外取締役を務めるとともに、自ら「高岡イノベーション道場」というイノベーション創出に特化したスクールを主宰する。