B-1 03/18 10:00 ~ 10:40 高まるサイバー脅威「デジタル影響工作」~日本企業が留意すべきポイント~

     

地政学リスクが高まり、自由主義と専制主義の衝突が激化する中、サイバー攻撃など「閾値以下の戦い」の重要性が一層増しています。その中でも、グレーゾーン戦の一つであるデジタル影響工作は、従来のサイバー攻撃と融合し、そのリスクが日本国内でも深刻化しています。さらに、国家支援型アクターが用いる手法が民間ドメインへ拡大し、国内企業においてレピュテーション操作や株価操作に悪用される事例が顕在化しています。本講演では、最新の状況認識に基づき、企業が取るべき対策のヒントを提示するとともに、具体的な事例を通じて理解を深める機会を提供します。

齋藤 孝道 [明治大学サイバーセキュリティ研究所]

明治大学サイバーセキュリティ研究所

明治大学理工学部情報科学科・教授、博士(工学)。明治大学サイバーセキュリティ研究所・所長。レンジフォース株式会社・代表取締役。INODS代表。
専門は、情報セキュリティ技術全般。特に、デジタル影響工作、Web追跡技術、AI技術応用。
著書:マスタリングTCP/IP情報セキュリティ編・第2版(オーム社)、「ネット世論操作とデジタル影響工作:「見えざる手」を可視化する」(原書房)。

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2025年3月17日(月)13:00まで

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