デジタル庁では、2024年5月に、実際に行政サービス等で生成AIを利活用する際に想定されうるリスクとその対応策について技術レポートとしてまとめた、「テキスト生成AI利活用におけるリスクへの対策ガイドブック(α版)」を公開した。このガイドブックでは、生成AI利活用時のリスクや対策に関する議論について利用形態・ユースケース・工程毎にまとめ、主に生成AIを利活用するためのシステム開発に関する業務に従事する担当者が活用することを想定している。本講演ではこのガイドブックに書かれたリスクや対策についての紹介のほか、ガイドブックのα版には含まれていない検討中の留意点についても紹介する。
デジタル庁
AI担当
2005年、千葉大学文学部に飛び入学(高校は中退)。2009年、奈良先端科学技術大学院大学情報科学科に入学(博士前期課程、理学修士)。2011年、東京大学大学院総合文化研究科に入学(博士後期課程、単位取得満期退学)ならびに理化学研究所脳科学総合研究センターで大学院リサーチ・アソシエイトに採用。研究テーマはニホンザルの脳波のデータマイニング。2014年、株式会社リクルートホールディングスに入社。2017年、N高等学校に3年次編入(社会人高校生)。2留を経て2020年、同高校卒業。現在はデジタル庁でAI担当として勤務する。