A-7 09/25 15:00 ~ 15:40 企業を狙うランサムウェア:最初の10年、これからの10年

           

2014年に企業を標的とした、身代金にビットコインを要求するランサムウェア攻撃が観測されると、わずか10年余りでサイバー犯罪における最大の脅威へと成長。今日、最も重要な組織的サイバー犯罪グループは、ランサムウェアの背後に存在すると言えるでしょう。そして、ランサムウェア攻撃を用いた新たなサイバー犯罪グループは次々と生まれてきており、収束に向かうどころか拡大の一途をたどっています。では、これからの10年でランサムウェアはどのように進化していくのでしょうか?

◎本セッションは、日本語字幕付きでお送りいたします。

Mikko Hyppönen [WithSecure]

WithSecure Corporation
Chief Research Officer

1991年にF-Secure(現:WithSecure)に入社。以来、数千にのぼるウイルスの分析に従事し、多くのサイバー犯罪の解決に貢献。サイバーセキュリティに関する世界的な権威であり、New York TimesやWiredなどにリサーチレポートを掲載。オックスフォード大学、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学などの教育機関で講演し、TEDにも複数回出演。2020年にはCISO MAGより同年のCyber Security Person of the Yearアワードを受賞。