B-7 09/25 15:00 ~ 15:40 サイバー空間における脅威情勢と警察の取り組み

        

サイバー空間を取り巻く環境は絶えず変容しており、ランサムウェア被害が高水準で推移するとともに、フィッシングによるものとみられる不正送金被害の増加、情報窃取を企図した不正アクセス被害の発生等、サイバー空間をめぐる脅威が極めて深刻な情勢が続いております。
本講演では警察において把握しているサイバー空間の脅威の情勢、ランサムウェアの被害事例等についてご説明した上で、こうした情勢に対する警察の取り組み、たとえば、サイバー特別捜査部における国際共同捜査の事例、官民連携の取り組み等についてご紹介します。

阿久津 正好 [警察庁]

警察庁
サイバー警察局 サイバー企画課長

1996年警察庁入庁。岡山県警察本部捜査第二課長、在ドイツ日本大使館一等書記官、警察庁刑事企画課刑事指導室長、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部事務局参事官、警察庁長官官房参事官(国際・サイバーセキュリティ対策調整担当)、警察庁情報技術犯罪対策課長、警察庁サイバー捜査課長、山口県警察本部長等を経て、2024年7月から現職。