A-4 09/04 13:00 ~ 13:30 サイバーセキュリティ人材(育成)の現在地

     

激化・大規模化する一方のサイバー攻撃に対し、対処できる人材は圧倒的に不足しています。「対処」の中身も予防策、組織や体制の整備と確実な運用、教育啓発、専門人材の育成、開発構築プロセスの改革と確実な運用、インシデント対応体制やプロセスの整備等、やるべきことは多岐に渡り、しかもかなりの量の仕事が必要になります。このあたりもセキュリティ対策の「青天井感」を助長しているのではないでしょうか。
とはいえ、人材を獲得、あるいは自前で育成したいと考えるとき、そもそもどこから手を着けるべきなのか。そして、青天井感を打ち破るようなノウハウがあるのか。そのあたりが非常に気になるところだと思います。
本セッションでは、生成AIが登場して以来の大きな変革期にある中で、その影響を抜きでは語れなくなっているサイバーセキュリティ人材と、その育成の現在地について読み解きながら、リーズナブルでありながらも効果的なサイバーセキュリティ対策について検討していきたいと思います。

園田 道夫[情報通信研究機構]

国立研究開発法人情報通信研究機構
サイバーセキュリティ研究所 ナショナルサイバートレーニングセンター長


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