成功と失敗の狭間に横たわる2つのマネジメント

2014/02/13 15:1516:00

これまでいくつかの組織を渡り歩き、色々なチームでスクラムマスターとしてやってきました。成功したこともあれば、残念ながら失敗したこともあります。成功と失敗の狭間には「モチベーションマネジメント」「期待マネジメント」という2つの「マネジメント」があったと考えています。今回はこの2つのマネジメントについてやってきたことをお伝えしたいと思います。
特に期待マネジメントはチームに対してだけでなく、クライアントやチームの外にいる組織そのもの(より上位のマネジメント層や経営者層)にも大事だと痛感しています。アジャイルなど新しいことを始める際、始めている途中に起きる様々な摩擦や課題に対し、期待を適切にマネジメントして、時にチーム外に適切な情報の発信や交渉ができないと、それら新しいことが定着する前に途切れてしまうこともあります。これらに対し、私の考え方や工夫したことを成功、失敗事例を交えてお話します。

Profile

スピーカープロフィール

中村 洋 〔DevLOVE関西〕


「お客様含めたチームをハッピーに」を考えてチームビルディングやファシリテーションをしている認定スクラムマスター(CSM)。様々な規模のSIerでのシステム開発を経て今に至る。「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を口癖に、色々な組織のチームがより良くなるお手伝いなど日々活動中。DevLOVE関西やスクラム道関西などを立ち上げ、主催している。デブサミ関西2013実行委員長。2014年1月からフリーの立場でアジャイル開発の導入や組織を変革していくChangeHackersとして活動。

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