横河電機は、2018年度より、社員の生産性向上を目的とした「Internal DX」とお客様に付加価値のあるデジタルサービス提供を目的とした「External DX」という社内外2つのDX活動を進めてきています。今年度は、当社のDX活動も5年目に入り、Internal DX活動で得た知見を元に、External DXを推進するShow Roomアプローチを加速させています。
本講演では、これまで当社が進めてきた2つのDX活動を概観した上で、主に製造業がDX活動を進める上で起こりがちな課題を整理し、今後のDX活動の方向性を議論出来ればと思います。
舩生 幸宏[横河電機]
横河電機株式会社
常務執行役員(CIO) デジタル戦略本部長 兼 デジタルソリューション本部 DXプラットフォームセンター長
1990年に大学卒業後、株式会社NTTデータに入社し、金融機関(大手銀行・証券・生保・
損保)向け情報系システムの開発、プロジェクトマネジメント、インフォメーションモデリング、ITコンサルティング等に従事。
2000年にソフトバンクファイナンス株式会社(現SBIホールディングス株式会社)に移り、インターネット金融サービス企画開発、IT子会社のCIOを歴任。
2003年にソニー株式会社に移り、ITのグローバル最適化を目指し、グローバルITガバナンス構築、グローバルITトランスフォーメションを推進。2009年から2013年までシンガポール赴任。
2018年3月に横河電機株式会社に移り、執行役員(CIO)兼デジタル戦略本部長に就任。
現在に至る。
2019年4月からデジタルソリューション本部 DXプラットフォームセンター長を兼務し、お客様向けDXサービスの企画開発を担当。