コニカミノルタは、ビジネス現場で働くお客様の課題を共に解決し、新たな価値を創出し続ける企業を目指しています。これからも多くの外部環境変化は必然であり、モノづくり現場としてその変化に対応しつづけなければなりません。
本講演では、デジタル化とモノづくり変革のベースにある現場力との融合がいかに重要かについての考え、当社が生産DXを進める上で、失敗からの気づきとブレイクスルーした進め方について取り組み事例とともに語ります。
伊藤 孝司[コニカミノルタ]
コニカミノルタ株式会社
上席 執行役員 生産・調達本部長 兼 SCM 担当
1984年ミノルタカメラ株式会社(のちのミノルタ株式会社)に入社。情報機器事業の生産技術業務に携わり、1991年から仏工場の立上げと欧州工場統合に従事。
2000年から、香港の生産管理会社にて、中国での部品調達拡大によるコストダウンの加速に尽力した。
コニカとミノルタの経営統合後は、中国に調達子会社を設立、部品物流・商流など調達全般に範囲を拡大し、その社長を務めた。
その後、2007年に帰国し、情報機器事業の生産企画・管理部門を率い、ワールドワイドで自社工場と外部生産の最適化を強力に推進した。
2012年以降は、コニカミノルタグループ全体の業務革新、経営品質推進を担当し、業務効率の向上にリーダーシップを発揮する。
2017年に執行役 経営企画部長に就任。
2020年からは生産・調達本部 副本部長として、業務革新でのプロジェクトマネジメント全社経営企画・管理の経験を活かして、デジタルマニュファクチャリングを推進する生産部門を統括し、開生現場一体でのモノづくり革新と現場力強化、製造原価の低減を推し進めている。
現在は生産・調達本部長 兼 SCM 担当