経済産業省が発表した「ITシステム2025年の崖克服とDXの本格的な展開」および「DX推進ガイドライン」について、日本企業はどのように取り組むべきか。
さらには、同時期に予定されるSAPの保守サポート切れの課題に際して基幹システムを移行させるべきか、移行させるとしたらどのようなシナリオが最善かについて、経済産業省の有識者、ERPユーザーコミュニティの代表、ERPコンサルタントがそれぞれの立場から語り合う。
モデレータはDBオンラインチーフ谷川耕一氏。
数見 篤[ジャパンSAPユーザーグループ]
ジャパンSAPユーザーグループ 会長
トラスコ中山株式会社 取締役 情報システム本部 本部長
1992年トラスコ中山入社、営業出身で全国各地の営業所でセールス担当し、2006年大阪支店長、カタログメディア課長、2013年eビジネス営業部長、2017年執行役員eビジネス営業部長、 同年執行役員 情報システム部長、2019年3月 取締役 情報システム本部長。
※同社は2006年にSAP R/3導入、現在はECC6.0、2020年1月よりS/4 HANA稼働予定。
2019年4月ジャパンSAPユーザー会(JSUG)常任理事、同年6月より会長就任。
鍋野 敬一郎[フロンティアワン]
株式会社フロンティアワン
代表取締役
同志社大学工学部化学工学科卒業(生化学研究室)
1989年米国総合化学デュポン社入社(現ダウデュポン社)
1998年独ソフトウェアSAP社(マーケティング・広報、コンサルタント、アライアンス)
2005年フロンティアワン設立
業務系(組立加工系製造業、プロセス系製造業などの業務知識・経験)、基幹系(ERP/SCMなど)、制御系(MESなど)、クラウド(エンタープライズ系:PaaS、SaaS)など業務およびシステムの調査・企画・開発・導入・運用の支援に携わる。
所属団体:
・ERP研究推進フォーラム 講師(同組織は2014年に解散)
・2015年より一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)サポート会員(総合企画委員会委員、エバンジェリスト)
谷川 耕一 [ITジャーナリスト]
ITジャーナリスト
EnterpriseZine/DB Onlineチーフキュレーター
AI、エキスパートシステムが流行っていたころに開発エンジニアに、その後雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダの製品マーケティング、広告、広報などを経験。現在は、オープンシステム開発を主なターゲットにしたソフトハウスの経営とライターの二足の草鞋を履いている。