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session4 11/19 14:45 ~ 15:15
重厚長大企業で、顧客価値をスケールさせるためのプロダクトづくりとプロダクト開発チームづくりの裏側

     

組織を立ち上げた当初は、共に開発する事業部とともにプロダクトを開発してきました。プロダクトも無事完成し、事業部との信頼関係はできたものの、次のような課題が出てきました。
・得られる顧客価値に対して、工数がかかりすぎる
・各プロダクトチーム間のつながりが薄くなり、プロダクト毎で品質や体験がバラバラになった

上記課題を解決すべく、次の目標を掲げてプロダクトづくり、開発チームづくりをすることにしました。
・成功モデルを複数の事業部門に展開する
・複数プロダクトの体験、品質の一貫性を作る

本発表では「成功モデルを複数の事業部門に展開する」ためにやってきた、部門の越境の工夫や、標準プロダクトづくりの課題と工夫を紹介します。また、「複数プロダクトの体験、品質の一貫性を作る」ための体制づくりや取り組みについて、実際にやってみてどうだったのかを紹介します。

山田 悠太[三菱重工業]

三菱重工業株式会社
デジタルイノベーション本部 DPI部 SoEグループ プロダクト開発チーム 上席主任チーム統括

三菱重工では、産業機械の事業部と共にECサイトの開発、運用に携わり、現在はテックリードとして新しい技術分野の探索、複数プロダクト横断の技術的課題解消、複数のプロダクト開発チームの壁打ち相手となって、グループ全体の価値提供が最大化されるように試行錯誤しています。趣味はドライブとラグビー観戦です。

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