11-C-7 09/11 15:20 ~ 15:50
春日井製菓はなぜ、異業種と「おかしなコラボ」を続けるのか? おかしな実験室 室長に訊く「関係人口」と「ブランディング」

  

『つぶグミ』や『グリーン豆』など多くのロングセラーを持つ創業96年の春日井製菓は、経営理念に「愛され続ける」という言葉がありながら、社名に対する興味関心度が低いことを問題と捉えていました。そこで“ファン”(熱烈な支持者)を増やすために、トークイベント「スナックかすがい」を開催。好評を博しました。さらに同社は2022年、ファンを増やす専門部署「おかしな実験室」を設立。今年8月には多業種29社と共に学びのイベント「おかしなサマースクール」を共催しています。
これらの取り組みの特徴が、自社だけで行わないこと。様々な企業と心と力を合わせて、関係ない人を関係ある人にする活動に注力しています。本セッションでは「おかしなコラボ」の仕掛け人であり、「スナックかすがい」でマスターも務める原 智彦氏に取り組みの狙いや詳細を公開取材します。


原 智彦 [春日井製菓販売]

春日井製菓販売株式会社
おかしな実験室 室長

オグルヴィ&メイザ―などの広告企業で培った強いブランドづくりの経験を基に、パンのアンデルセン、クリスピー・クリーム・ドーナツ、博多一風堂、ブルーボトルコーヒーにて、ファンに支持されるブランドづくりに従事。2018年9月に春日井製菓に入社し、会社への興味関心を高めるために、ビール飲み放題、グリーン豆食べ放題の観客参加型トークイベント「スナックかすがい」を立ち上げる。2022年2月にファンを増やす専門部署「おかしな実験室」を社内公募で設立し、「おかしなメニューコンテスト」、「畑と自分を育てる日」、「おかしなサマースクール」などを主催。モットーは「世の中をちょっと面白く」。

モデレーター:伊藤 桃子 [翔泳社]

株式会社翔泳社
MarkeZine編集部

2011年翔泳社入社、書籍編集を経て2014年からMarkeZine編集部。2017年よりBtoCメディアの立ち上げ運営に携わり、産休・育休を経て2021年よりふたたびMarkeZine編集部。