12-C-4 09/12 12:45 ~ 13:25
丸紅がグループ内8,000人超の生成AI活用を実現できるまで 事業改善に使える環境・組織づくりとそのフロー

     

様々な領域の業務効率化で注目されている、生成AI。マーケティングにおいても広告やパッケージのデザインといったクリエイティブ制作などで活用されていますが、そのポテンシャルを一層引き出すには組織単位での環境設計が必要となっています。活用できる領域はどこにあり、その実装にどのような環境づくりが必要なのでしょうか?
丸紅ではセキュアな生成AI環境を構築し、2023年4月に業務への導入を開始。利用者数はすでに8,000人を超え、その利用が丸紅グループ内で当たり前のものになりつつあるといいます。
本セッションでは、「人財開発と文化醸成」・「事業創出と案件支援」を通じて丸紅グループの変革・DXを推進するデジタル・イノベーション部で、丸紅グループを横断した生成AIの普及やマーケティングへの活用を行っている上西氏・伊延氏が登壇。マーケティングの領域も含め、生成AIを活用するのに必要な社内環境づくりについて、これまでの実践における苦労や気付きを基にお話しいただきます。


上西 広弥 [丸紅]

丸紅株式会社
デジタル・イノベーション部

筑波大学大学院修了。理学修士。広告代理店2社を経て、2022年丸紅株式会社入社。以降現職。食料やライフスタイルから不動産や産業機械などの幅広い事業領域に対し、toC/toB問わずマーケティングでの事業創出と案件支援を行う。生成AIを活用したデジタルマーケティングに関する研修も担当し、人財開発にも努める。

伊延 観司 [丸紅]

丸紅株式会社
デジタル・イノベーション部

東京大学大学院修了。学際情報学修士。新卒にて丸紅株式会社に入社。以降現職。主な業務経験として、発電事業における稼働実績モニタリングシステムや社内業務管理システムの構築に携わる。また、社内のデジタルスキル向上を目的とした研修を実施。生成AI関連では、顧客問い合わせ対応効率化システムの構築や、グループ会社向けChatbotアプリの利用推進を目的とした全社講習会を実施。