12-C-7 09/12 15:20 ~ 15:50
既存の調査では導き出せない、生活者のインサイトを深堀り!クラシエの夢中観測所が取り組む「超・人間的アプローチ」のリサーチとは?

     

昨今、リサーチ業務においてはビッグデータを基に、消費者の行動を机上で推し測ることも可能になってきています。しかし、データは行動を知る手がかりにはなりますが、その裏にある気持ちや行動に至る理由までは教えてくれません。
そんな中、クラシエグループでは、定性インタビューを中心に生活者のくらしとじっくり向き合う研究チーム「くらしの夢中観測所」を立ち上げ、時代の潮流を“あえて”逆行。生活者の素の姿が現れやすい「夢中」をテーマに、フィールドワークを通した行動観察やインタビュー、深層心理を10分で当てる「夢中大喜利」など、偶然・即興・体験を使い驚くほど人間的なアプローチで消費者心理の深層を追求しています。
本セッションでは、くらしの夢中観測所の代表北原裕子氏とチームメンバーが登壇し、夢中を出発点にする有効性や具体的な調査方法、実際に得られたインサイトを解説します。


北原 裕子 [クラシエ]

クラシエ株式会社
経営企画室企画部 兼 CRAZY創造部 課長 兼 くらしの夢中観測所代表

トイレタリーのマーケティング、コーポレートブランディングの担当を経て、現在はクラシエグループの企業理念等の企画管理業務および、企業価値向上のため新しいアプローチの企画運営を担当。価値共想プラットフォームと称し、クラシエオリジナルの生活者研究チームの運営、新規事業提案プログラムの事務局、クラシエ企業ファン理解のための調査および企業ファンとの共想活動の設計など生活者の“個”から始まる企業の価値創造にトライしています。