この1~2年で多くの企業が生成AIの導入・活用に踏み切りました。生産性・効率性の向上から人間の可能性・創造性の拡張へと、生成AI活用の文脈は大きく変わりつつある一方で、「活用が組織内で進まない……」とスタート地点でもがいている企業も多いようです。生成AIにより組織・人材の競争力を高められる企業とそうでない企業との差分は、今後ますます開いていくでしょう。
本セッションでは組織での生成AI活用を最大化するために2022年から活動しているリクルート プロダクトデザイン室の「AI活用プロジェクト」をご紹介します。
「生成AIは大きなビジネスインパクトをもたらす可能性を秘めている」という考えのもと、プロダクトデザイン室が組織内でどのように生成AI活用を推進し、AI人材を育成してきたのか。“着実に”進めているプロジェクトの全容を明らかにします。
株式会社リクルート
プロダクトデザイン室 オペレーションデザインユニット
2015年にリクルートコミュニケーションズ(現リクルート)に中途入社。業務BPRやDXを推進し、AIを活用した業務効率化やプロセス改革に取り組む。近年は生成AIの可能性に注目し、組織内でのAI活用の普及と人材リスキリングを推進。組織横断でのワークショップや研修プログラムを企画・実施し、AI技術を日常業務に取り入れることで業務生産性の向上を実現。これまでにAIを活用したプロジェクトの成功事例を多数創出しており、生成AIを活用した新しい価値創出に挑戦し続けている。