広告代理店を中心に、広告やクリエイティブ制作での生成AIの活用が進んでいます。一方、事業会社が自らAIを実装し、一定の成果を出している企業はまだまだ少ないのではないでしょうか。そんな中、KDDIのコミュニケーションデザイン部は広告バナーを制作する「広告クリエイティブ生成AIシステム」を独自で開発、運用を始めています。
本セッションでは、PMを担当するKDDIの馬場治氏が登壇。開発の背景やプロセスのほか、削減できた工数や意外な効果などを公開します。
また、生成AIによるクリエイティブ作成の際に立ちはだかる壁、ブランドコントロールという重要課題に対して、どのような技術的・運用的な施策を講じたのかも解説。事業部が生成AIを導入する際にぶつかるリアルな課題と解決策について、実例から学べるセッションです。
KDDI株式会社
ブランド・コミュニケーション本部 コミュニケーションデザイン部 Web企画グループリーダー
NEC(2006年~)を経て、2011年よりKDDIに入社。12年間にわたり携帯電話端末・アプリケーションの商品企画業務に従事。2017年から宣伝部で、auの「三太郎」「高杉」シリーズを中心としたコミュニケーション戦略を5年間担当。2022年からWeb関連の企画開発チームをけん引し、生成AIを活用した広告クリエイティブのシステム開発のプロジェクトマネージャーを兼務。