データを収集し、さまざまな部署が活用できる状態にするには、多くの苦労が伴います。また、実際の活用フェーズでつまずき、有益なデータがあるにもかかわらず、活用が進まないケースも少なくありません。
本セッションでは、データマネジメント・オフィス(DMO)を設置し、データ活用のための環境やデータガバナンスの体制を構築したセブン銀行の西嵜氏が登壇します。同社はデータや支援など現場が利活用しやすい環境を整え、ATM設置場所の選定をはじめ、顧客の利便性向上やサービス最適化にデータを活用しています。また、全社横断のデータコミュニティで成功事例や失敗事例を共有したり、ダッシュボードを配信するなど全社的にデータドリブンな意思決定ができるよう支援しているのです。
セッション内では、同社がどのようにしてデータ活用のための環境を構築してきたのか、またマーケティングやサービス改善におけるデータ活用をどのようにサポートしているのか詳しく語ります。
株式会社セブン銀行
コーポレート・トランスフォーメーション部 CX推進グループ データマネジメントオフィス 調査役
コンビニエンスストアチェーン本部にて、店舗システム、新規決済方式などの企画・開発に従事した後、セブン銀行へ。セブン銀行では、ATM運営に関する各種基幹システムの企画・開発や、商品・サービスの企画・開発部門で海外送金サービスの運営などを担当。その後、育児のため2017年に一時退職。2021年セブン銀行へ復職し、AI・データ活用チームへ参加。全社でのデータ活用を推進するため、2022年4月、DMO(データマネジメントオフィス)を立ち上げ、データ活用環境の整備・運用、社内コミュニティ運営に取り組み中。