5-C-11 03/05 18:20 ~ 19:00
“ブランドの間口を広げる施策”で売れ行き好調!シャウエッセン『夜味』が破った社内の不文律と、若い世代を取り込む話題作り

  

2024年10月、日本ハムは期間限定で「シャウエッセン 夜味」を発売しました。同商品は、2025年に40周年を迎えたロングセラーブランドのソーセージ「シャウエッセン」シリーズの新商品であり、既存の商品とは棲み分ける形で「夜に食べる」というコンセプトや新たな価値を顧客に提案。若年層ファン獲得を目指しブランドの間口を広げつつ、巧みなSNS戦略やプロモーション施策による話題化に成功しました。さらに、同商品ではこれまで長らく推奨していた「ボイル調理」ではなく、「焼き調理」という“不文律を破る食べ方”を訴求する判断にも踏み切りました。
このような様々な仕掛けや取り組みの結果、販売目標の3倍を超え、期間限定商品でありながら2ヵ月経っても売れ行きのペースが落ちないなど好調を記録しています。
本セッションでは、同商品のブランディングを担当する日本ハム加工事業本部 マーケティング統括部の岡村香里氏が登壇。一連の取り組みを紹介するとともに、既存の商品・ブランドを大切にしながらも新たな切り口で新規顧客を拡大させるブランディング戦略について語っていただきます。


岡村 香里 [日本ハム]

日本ハム株式会社
加工事業本部 マーケティング統括部
マーケティング室 ブランドマネジメント課 リーダー

2006年入社。入社後は工場にて中華名菜等のデリ商品の開発を2年間担当。その後、2022年まで、デリ商品の販促を担当。2023年より現職。シャウエッセンや中華名菜等をはじめとした加工事業本部のブランドの広告宣伝、プロモーションを担当。