6-B-1 03/06 10:00 ~ 10:40
日本のBtoBマーケティングに足りない機能とは 「売上」と同時に考えたい「価値」の話

  

「商談につながるホットリードのトスアップ」「営業部門との連携を円滑にする仕組みづくり」などは、BtoBマーケティングにおいて重要視されている取り組みです。しかしながら、マーケティングは自社の「売上」だけでなく「価値」を上げるための活動であることも、忘れてはなりません。たとえば、新しい価値を提案するための技術マーケティングや、従業員満足度を高めるインターナルマーケティング、さらにはブランディングなどにも目を向けなければ、中長期的な成長を目指すことは難しいでしょう。

本セッションには、BtoB/BtoCいずれのマーケティングでも豊富な実務経験を持ち、社会人大学院で教鞭も執る高広伯彦氏が登壇します。「日本のBtoBマーケティングは遅れているのではなく足りないだけ」と語る同氏が、日本企業に足りないマーケティング機能を解説。狭義のセールスマーケティングを補完し、次の成長へ向かうための知識をシェアします。


高広 伯彦 [マーケティングエンジン]

マーケティングエンジン株式会社
代表

関西学院大学社会学部卒/同志社大学大学院(社会学修士)/京都大学博士(経営科学)。大学・大学院(修士)ではメディア論・文化社会学を専攻。博士課程では経営科学/サービス・イノベーション&デザイン専攻。職歴は、博報堂→博報堂DYメディアパートナーズ→電通→Googleを経て独立。現在、マーケティングエンジン株式会社代表取締役社長。マーケティング領域の企画/コンサル/ビジネス開発に従事。第2回東京インタラクティブアドアワードグランプリ受賞。2013年8月に、インバウンドマーケティングやB2Bマーケティングを中心としたマーケティングサービスを提供する株式会社マーケティングエンジンを設立し同社の代表も務めた(現・マーケティングエンジン株式会社とは別法人)。株式会社マーケティングエンジンは世界で3社目、米国外で初の HubSpot の Platinum Partner Agency となり、2013年 HubSpotのAwardにて、Agency of the Year, New Agency of the Year など五冠を獲得, 2014年にもAgency of the Year を獲得した経緯がある。現在はB2Bマーケティング従事者向けに私塾『デジタル時代のB2Bマーケティング講座』も主宰し、これまでに9期開催されている。