6-C-1 03/06 10:00 ~ 10:40
Z世代の心をつかむなら狭く深く!「界隈」にアプローチするマーケティングをWEGO、バイトルの実践例から学ぶ

  

2024年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、注目を集めた「界隈」。特定の趣味や嗜好を持つ人々のコミュニティを意味します。SNSの進化とともに急速に変容する10代向けマーケティングでは押さえておきたいキーワードとなっています。

若年層向けにアパレルを展開するWEGOは、研究所「WE LABO」において、様々なカルチャー(界隈)に特化したコミュニティの開発・運営に取り組んでいます。またディップは「バイトル」で、高校生向けのプロモーション施策を実施。ビジネス指標(高校生応募数)で昨年対比130%超を達成しました。

本セッションでは、WEGOの代表取締役社長 園田恭輔氏と、ディップのマーケティング本部長 中村大亮氏をパネリストに迎え、界隈を軸とした両社の取り組みと得られた成果、界隈にアプローチする上で気を付けるべき点などを語っていただきます。モデレーターを務めるのは、Z世代のマーケティング調査・支援を手掛ける、AMFの椎木里佳氏です。


椎木 里佳 [AMF]

株式会社AMF 代表取締役社長
SNSトレンドマーケティング協会 代表理事

1997年、東京都千代田区生まれ。中学3年時に株式会社AMFを創業。慶應義塾大学文学部倫理学科卒業。女子中高生マーケティング集団『JCJK調査隊』を率い、Z世代のマーケティング調査等をナショナルクライアント中心に提供。『JC・JK 流行語大賞』は毎年大きな注目を集め、広告換算額は25億円、SNSでのインプレッション數は1日で1.9億回を超えるほど話題に。2016年、Forbes Asia誌が選ぶ世界で影響力のある30歳以下の30人に選出され2021年、青年版国民栄誉賞(TOYP)を受賞、NHK中央番組審議会委員に最年少で就任している。2024年8月に第1子の男児出産。“Z世代”の子育て・夫婦の形をYouTube「新しい夫婦のリーダーズ」で発信しつつ、母としても起業家としても今後も活動予定。

中村 大亮 [ディップ]

ディップ株式会社
マーケティング本部長

ブランド、サプライヤー、両サイドでマーケティングを経験。LION、Allabout、三菱電機においてマーケティング業務、KDDIの戦略子会社SupershipではCMOとしてデータ基点のマーケティング支援を担当。オンライン・オフラインのマーケティングを経験。バリュエンスホールディングスにてマーケティング責任者、野村ホールディングスを経て、現在はディップ株式会社でマーケティング責任者に従事。

園田 恭輔 [ウィゴー]

株式会社ウィゴー
代表取締役社長

1979年生まれ、大阪府出身。99年に販売員としてウィゴー入社。エリアマネージャー、物流、MDなど、様々な部署や事業部の立ち上げを経て、2011年に「ウィゴー」の事業部長に就任。18年より現職。常にストリートから発生するカルチャーやライフスタイルに目を向け続け、多岐にわたる界隈に向け様々なプロジェクトを立ち上げ支援していく中、23年5月には“若者支援ユースカルチャー発信プロジェクト“として様々なカルチャーに特化したコミュニティの開発、運営に取り組む機関【WE LABO [ヒト・コト・モノ・バ]研究所】を立ち上げる。