2024年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、注目を集めた「界隈」。特定の趣味や嗜好を持つ人々のコミュニティを意味します。SNSの進化とともに急速に変容する10代向けマーケティングでは押さえておきたいキーワードとなっています。本セッションでは、モデレーターにAMFの椎木里佳氏を迎え、パネリストとして、アパレルを展開する「WEGO」の代表取締役社長 園田恭輔氏、「バイトル」を展開するディップ マーケティング統括部長 中村大亮氏が登壇。両社の界隈を取り入れたマーケティングの実践例や、有効なプロモーション施策、界隈にアプローチする上で気を付けるべき点について、ディスカッションします。
株式会社AMF 代表取締役社長
SNSトレンドマーケティング協会 代表理事
1997年、東京都千代田区生まれ。中学3年時に株式会社AMFを創業。慶應義塾大学文学部倫理学科卒業。女子中高生マーケティング集団『JCJK調査隊』を率い、Z世代のマーケティング調査等をナショナルクライアント中心に提供。『JC・JK 流行語大賞』は毎年大きな注目を集め、広告換算額は25億円、SNSでのインプレッション數は1日で1.9億回を超えるほど話題に。2016年、Forbes Asia誌が選ぶ世界で影響力のある30歳以下の30人に選出され2021年、青年版国民栄誉賞(TOYP)を受賞、NHK中央番組審議会委員に最年少で就任している。2024年8月に第1子の男児出産。“Z世代”の子育て・夫婦の形をYouTube「新しい夫婦のリーダーズ」で発信しつつ、母としても起業家としても今後も活動予定。
ディップ株式会社
マーケティング統括部長
ブランド、サプライヤー、両サイドでマーケティングを経験。LION、Allabout、三菱電機においてマーケティング業務、KDDIの戦略子会社SupershipではCMOとしてデータ基点のマーケティング支援を担当。オンライン・オフラインのマーケティングを経験。バリュエンスホールディングスにてマーケティング責任者、野村ホールディングスを経て、現在はディップ株式会社でマーケティング責任者に従事。
株式会社ウィゴー
代表取締役社長
1979年生まれ、大阪府出身。99年に販売員としてウィゴー入社。エリアマネージャー、物流、MDなど、様々な部署や事業部の立ち上げを経て、2011年に「ウィゴー」の事業部長に就任。18年より現職。常にストリートから発生するカルチャーやライフスタイルに目を向け続け、多岐にわたる界隈に向け様々なプロジェクトを立ち上げ支援していく中、23年5月には“若者支援ユースカルチャー発信プロジェクト“として様々なカルチャーに特化したコミュニティの開発、運営に取り組む機関【WE LABO [ヒト・コト・モノ・バ]研究所】を立ち上げる。